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Tグループが終わらない。

8月に受講したTグループが、私の中でなかなか終わりません。笑

前にも書いたかもしれませんが、Tグループでは私の日常で起こることが5泊6日の中に凝縮されて出てきました。つまり、私の悪いところややりがちなパターンは全部、名古屋で出し尽くしてしまいました。あらためて、ご一緒した皆様に、お詫びしたいくらいです。

…でも、感謝にしておきます。


それがあったから、日常に戻って、いろんなことに敏感になりました。自分のことも他人のことも、「あっ、これはTのときの私のあの行動」と思うわけです。それはわたしにとって、あまり気持ちの良くないことです。なんせ、過去の自分のプロセスを読めていない行動が、ことあるごとにフラッシュバックしてくるのですから。そして、えもいわれぬ気持ちが私のなかに渦巻くのです。二度とこんな気持ちになりたくない、そして、誰にもこんな思いを味わってもらいたくない、と。


相手のニーズに応えていないやりとりを人はしがちです。たとえば自分の目についたものをとらえて、そこから話を広げたりします。私は本当にそればっかりでした。


「今ここ」に集中するとかよく言いますがTグループとTCPを経験するまで、本当の意味でそれがわかっていませんでした。例えばそれは目の前にいる相手の話に集中して耳を傾けること。相手のニーズにフォーカスすること。「今ここ」に集中する大変さとそれができたときに生まれるパワーはTCPで学んできました。

自分も相手も大切にするって、とても大変なこと。だけど、実現できたらそれはめちゃくちゃ素晴らしい世界だってこともTCPで見てきました。


人それぞれの視点は、大切にされるべきものだと思います。だけどそれを理由に、相手のニーズを無視するのは違うと思うのです。ニーズを無視したやり取りは話題提供者にとって大切にされていないと感じるんだなと、今日はっきりと、体験しました。そしてあのとき自分が人を大切にできなかったのはどういうことか、表面的ではなく、体の中から理解しました。


「そういうの”押し売り”って言うねん」


Tで言われた一言がいまだに胸にぐさっときます。でも、ものすごく大切なことを教えてもらったのだと思います。


たぶんまだまだ、私のTグループは終わらないのでしょう。

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