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【2024新年大邱旅打ち】収支ドマイナスで始める専業体験⑥韓国は1/2はもう平日なんですよ

Q.平日になるとどうなる?

A.知らんのか。卓が立たない。


~完~


で終わりだと流石にしまらないので、写真供養とか収支結果とか所感とか、それらしきことを付け加えようと思います。

まずは収支報告から(単位はウォン)。

12/23(土) 体調不良により非稼働
12/24(日) トナメ-150000 キャッシュ +125000(3H未満)
12/25(月) 体調不良により非稼働
12/26(火) 卓立たず ルーレット-16000
12/27(水) 卓立たず
12/28(木) 卓立たず
12/29(金) キャッシュ -30000
12/30(土) キャッシュ +595000(4H)
12/31(日) キャッシュ +40000(5H)
1/1(月) キャッシュ +30000(6H)
1/2(火) 卓立たず
1/3(水) 卓立たず

総収支は+569000ウォン(約6万円、総稼働時間18H)、時給は31000ウォンとなりました。しかしこの収支のうち3万ウォンあまりは日本人向けのプロモーションおよび3時間打つともらえるクーポンによって下駄を履かせてもらった結果のかりそめの部分があるということは受け入れねばなりません。それでもポーカー7年目にしてプラス収支で終われたことは自信につながりました。

プレイそのものは多分スノーウィー換算でEVを1000は余裕で捨ててますね。結構な状況でトップヒットすらガン捨てしてましたもん(このレートにブラフはほぼなく、リバーまで打ち切ってくるなら2ペアは少なくともないと厳しい)。あとはレートが2-5になったと聞いてビビりすぎましたね。1-3だってオープン15~20で開けることがザラにあるんですから結局のところ大差ないんですよ。目の前の数字に圧倒されていました。これは恥ずべきことです。短期的な下振れとしてはショートとのオールインに負けたぐらいで、大きくチップを減らしそうな局面は「難しい局面は避ける」ルールによりフォールド先行で考えていたため、損失を抑えられていたと思います。今後はその「難しい局面」を減らしていくために勉強をしていく形になります。

課題としてはやはり稼働時間ですね。大邱には12日いたのですが、実際に稼働できたのは18時間という有様。事前調査なしで行ったので仕方のない部分はありますが、月~木はほぼ卓が立たないというのは専業生活に挑戦するうえでは大きすぎる壁となります。逆に言えばソウルに比べると専業がいないという点ではプレイヤーの質は落ちるので、平日はソウルで稼働して週末になったら大邱に移動というのが韓国での旅打ちでは丸そうです(そこまでして大邱に行く意味があるのかという点は置いといて)。あとは私が5時半起床22時就寝という朝型スタイルなのも相まって、卓が立つのが土日でも14時の大邱はなかなかきついものがあります。卓が立たない期間を利用して夜更かしして活動限界を無理やり伸ばしましたけど、それでも22~24時が限界でしたからね。今の仕事と並行するのであればやはり朝から打てるところでないと稼働時間は伸ばせません。

生活に関しても、2週間程度の滞在であれば自炊する必要もなく、一食1000円程度で食べられる定食屋さんを数件見つけておいてそれをローテしたり、カジノで夕食を済ませるなどの外食の方が下手に自炊するよりかは食費は安く済むでしょう。

自炊の必要がないとなるとBnBである必要もなく、カジノから徒歩圏内かタクシーを使用して東大邱や大邱駅前のホテルから通うことが現実的になります。今回使ったBnBも居心地はいいし周辺にスーパーが何軒もあって住環境はとてもいいんですけどね。徒歩20分はカジノ~ホテル間を細かく往復したい派の私にはつらい。

大邱のポーカールームについてまとめます。

・月~木は卓が立つことは絶望的、金はワンチャン、土日は14~15時には卓が立つ。4人集まらないと卓は立たない。タバコ休憩とかで一時的に3人以下になったら一時停止が入る。
・プレイヤー層は中国籍らしきおじさんや旅行で来たという感じの外国人、質はそんなに高くない。ウォーカーヒルの方がよっぽどきつい。そもそもウォーカーヒルはGTO勉強してきましたって若い日本人が多いので卓自体が辛いし、それに比べれば天国。
・レートは2-5、レーキは10%MAX3bb、ミニマムバイインは2万~なのは変化なしの模様。
・日本人向けのプロモーションはバイインに50ドルを上乗せでくれる形。3時間プレイという縛りは特に聞いていませんが、一日でも長いプロモ維持のために3時間以上のプレイをお願いします。

ほか、質問事項があれば追記しますのでコメントなりDMなりください。
あ、あと私はLINEの年齢確認をしていないためIDなどでの検索ができません。そのためプロモーション希望の方はDMなどのクローズな場で私のQRコードをお渡しして友達登録していただく形になります。

以下恒例の写真供養です。

「もう一回ぐらい大邱名物のムンティギ食べてぇな」と思って調べた結果、BnBから徒歩5分ぐらいにあったお店。名前はまんま「ムンティギ」。午後5時ジャストに入ったら一組入ってたので、少なくとも五時前には開店しています。

ムンティギ、サイズは小。注文が入ってから、恐らくはその日仕入れたブロックを切ってくれる徹底ぶり。周辺のサラダなども込みで39000ウォン(約4000円)。

ピントがあってなーい!

一緒に出てくるニンニクやら唐辛子やらを混ぜたたれにつけていただきます。ねっとりしててほんのり肉の繊維が感じられる舌ざわり。味は生肉の中では比較的淡泊な感じ。

鮮度確認。
お店によって出てくる口直しが微妙に変わってくるようです。センマイと生レバーは共通のようで、このお店は昆布とサラダ、漬物、ランチョンミート。
ムンティギを頼んだらセットで出てくるらしいポンテギ。蚕の幼虫。返品してもよかったのですが、韓国人が普通に食べてるのに俺が拒否するわけにはいかねぇよなぁ!? と意を決して実食。なんかねっちょりしてました。なるべく心を動かさないようにして数匹軽く噛んでは水で流してを繰り返して完食。
料理が基本冷たいものがメインだったので、体が冷えてきたころに運ばれてきた大根のスープ。
しみる…!


ムンティギの隣のスーパー。内部の写真はないのですが、セール品も多いうえ、肉魚野菜と一通りのものがそろっていたので、少し歩きたい場合はここを活用していました。


大邱の家。


BnBの近くにあった、ドジョウの絵と本家という看板に賭けて入ってみることに(Google mapに乗ってなかった)。おすすめはなんですかと聞いたら「Fish」と返ってきたのでGood…! お肉ばかりで魚が食べたかったのだ…!

恐らくは大邱名物の一つ、ドジョウのスープとほっけの塩焼き。特筆すべきはほっけで、もはや揚げてるレベルに強火で焼かれたほっけは背骨までバリバリと食べられるうえ、身は強く焼かれつつも炭化まではしていない絶妙な焼き加減。魚に飢えていた筆者は夢中で骨も尾も完食。ドジョウは正直…店員のおばちゃんから「これGoodよ~♪」と推されていましたが、ほっけでぶっとんでたので正直あまり記憶に残ってないです…。ちなみにこれで14000ウオン。安い! 韓国の定食屋は野菜も摂らせようとするのですきです。


夜の大邱。耳にタコができてると思いますが、本当に環境はいいんですよ。川に沿って歩けば気分はすっかり三月のライオン。ちなみに鴨川といい川というものはカップルを引き寄せるのか、このクソ寒いシーズンにたまにいちゃついているカップルがいました。叩き落してやろうか。

とち狂って「10日ぐらいお世話になるんだからカジノに手土産でも持ってくか」と搭乗待ちにふと思ったので、出国検査後の待ち時間に搭乗待ちの免税店エリアでお土産を買い、持っていくことにしました。そしたら最終日に「プレゼントがあります」とカジノから連絡がきたので受け取ってきたのがこれ。

これです。

なかはハニーアーモンドのシリーズと、社長から蜂蜜のギフト。ハニーアーモンドは「自分で買うにはちょっと勇気がいるけど贈り物として受け取る分には普通にうれしいラインナップ」を攻めてくれてる感がしてグッド。

蜂蜜の方は採取日が22年6月で賞味期限が2年、要するにあと半年なので在庫処理のにおいがしますが、それでも私のためにわざわざ持ってきてくれたんですよこれ。まだ一瓶しか試してませんが、紅茶にティースプーン3杯も落とすと蜂蜜の上品な香りが広がります。ありがとう社長! 自分用のお土産買う前で良かったよ! キャリーケースもバックパックもパンッパン!


東大邱駅。
空港みたいな並びでした。
これはのんびりしてたらスタッフから「もう来てるよ!」と教えてもらわなかったら危うく見逃すところだった電車。
釜山の街並み
釜山駅。
海外特有のガバガバ日本語。
ベトナムほどではありませんが、韓国も個人が商魂たくましいです。
魚とか普通に売ってますもん。
風情のある通り。


最後のホテル。とにかく金海国際空港から徒歩圏内のホテルにしました。徒歩圏内というには若干遠かったかな…。
2週間ぶりの浴槽。
電車の使い方はおおよそ覚えたのでもうここを使うことはないでしょう。フロントの接客もあんまりよくなかったし。


最後の晩餐。有名なところみたいですね。
「最終日は焼肉食いてー」という欲があったので店で推してるクッパではなく蒸し豚を頼みました。初見なのにいきなり玄人向けのメニュー頼むんじゃなかった。失敗。

これはナヨン両替所でウォンを円に戻したら電車賃まで戻してしまったので西面~沙上駅までの8キロを「よーし、いっちょ歩くか!」と初見の街を夜間歩行している写真です(沙上駅~空港駅までは両替のお釣りでなんとかなりそうだった)。

どうも中洲の屋台みたいに夜は屋台が並ぶみたいですね。

これは釜山都市部と空港の間を流れる川も渡れるのでは? と思って試してみたら渡れたの図。結局3時間程度で12キロの行程を踏破しました。ただ下半身が悲鳴を上げたので翌日帰国後もみほぐしで3600円使いました(支離滅裂な行動)。

で、帰国したのでこれにて大邱旅打ちは完全終了となります。収穫としては、収支以上に「ポーカーは楽しい」ということを再認識できたことが大きいですね。普通に旅行をしていたら一生出会えなかったであろう人たちと卓を囲める。言語はまるで違えど万国共通のルールで意思疎通ができる。

こんな楽しいゲームそうそうねぇよ…。


私がポーカーを始めたのは「稼げそうだから」という趣味のスタート地点としては邪なものでしたが、7年目にして「楽しいから」に原点回帰できました。これからは気負わずに旅打ちに行けそうです。

次はどこに行こうか。1月2月に今度は年度末進行があり、そこでまた振替休日がもらえるのと今年度で消える有給休暇を固めれば3月中旬~4月中旬?ぐらいまで休めそうな感じがするんです(予定は未定)。流石にヨーロッパなどの航空券をはじめ何もかもが高い国は無理ですけど、物価が安い東南アジア、治安に不安は残るもののポーカーテーブルの多いフィリピンやビザが必要になるものの、先駆者がおり6時間打つとホテルが1泊無料になるプロモーションを大々的にやっているナガワールド擁するカンボジアなど、候補はすでにいくつかあります。まぁ予定は未定ですけどね。

来年度は今年度のように長期の休暇は難しくなるぞと事前に上司から釘を刺されており、GW盆正月はほぼ暦通りの休みとなりそうです。その時はまた韓国でもいいですし、バイクで国内の魅力を再発見しに行ってもいいでしょう。

ちなみに今回の収支ですが、

1/1の地震で被害を受けた地区へのふるさと納税に充てましたとさ。富山大学出身なのでね。友人やお世話になった人が多いんです。

終わり。


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