見出し画像

人生を変えた出会い

こんにちは。
今日は私が地球とともに生きる、ということを考え始めたきっかけと、雑貨店への思いを記していこうと思います。

私は今30代ですが、さかのぼること20数年前…
小学生のころ、ある方の本に出会いました。

医者であり探検家でもある、関野吉晴さんの本です。

グレートジャーニーという、人類発祥の地から人類が世界へ広がっていくわけですが、そのルートを逆ルートで、しかもすべて人力で!さかのぼっていくという旅をした方です。

その関野さんのグレートジャーニーの本を読んで、当時の私はとても感動を覚えました。その本には今も昔ながらの生活を続ける人々や原住民と呼ばれる人、アメリカに住むネイティブアメリカンのことがたくさん書かれていました。

今も狩猟して生きている人の姿や、自然と調和して生きている人々の写真に、こんな生活をしている人たちが本当にいるんだ…ととてもとても驚いたのです。

それから、ずっと関野吉晴さんの大ファンで、人々が大昔どんな生活をしていたのか、歴史を知りたいという思いから考古学の道へ進みました。

学生の頃は、関野吉晴さんに会いたいという気持ちもありながら、発掘に明け暮れる日々。土器や石器、人骨などを掘って、当時の人々の生活に触れられるのは楽しいものでした。

考古学関係の就職はしなかったものの、ずっと関野さんのファンでアメリカに住んでいるころは、関野さんがグレートジャーニーでたどった道を車でですが旅をしたり、ずっと会いたかったネイティブアメリカンのナバホ族にあいにいったり。ナバホ族の友人もできました。

そんなあるとき、日本に一時帰国したタイミングで、関野吉晴さんの「地球永住計画」という講演会がありついに!!お会いすることが出来ました。

会うといっても、講演を聞いた後、前述したことを簡単に自己紹介しただけです。
それでも、私には夢のような時間でした。

そして、この講演会のテーマ、この地球に住み続けるためにできること、世界の人々から学べること、今私たちができることを考えて生活するようになりました。

食器を洗うスポンジをセルロースのものに変えるところからはじまり、ムクロジの実を使って洗濯をするとか、プラスチック製品を減らたい気持ちと、昔ながらの生活をしたい気持ちが相まって味噌を作ったり納豆を作ったり。

生活を変えていくことは、好きなこと興味のあることだったので、そんなに苦ではありませんでした。

ただ、そういった製品を探すのに、結構骨が折れたのです。

蜜ろうラップを買うときはハンドメイドショップ、繰り返し使えるストローはイベントに出店していたお店から購入、たまたま寄ったおしゃれなお店で買ったもの、洗濯系のグッズは輸入雑貨店…

もっと気楽に、みんなが生活の中で使える地球にやさしい製品を買えるようにしたい!という思いから、’’ななつ星雑貨店’’を開こうと思い立ちました。

後々店舗を借りて、実際に手に取り、見て、買える雑貨店を開きたいとも思っています。

もう少し準備が進んだら、町の創業支援センターへも行こうと思います。

色々課題もありますが、がんばります。
どうぞ、よろしくお願いします。

Kotomi




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?