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【雑記】 育児と子育ての違い

仕事上、社内の育児中の社員と関わる機会が多いのですが「育児」と「子育て」の違いにこだわる同僚がいます。「育児」は小さい子を育てるイメージだけど「子育て」は子供が大きくなってからも続くものだから、できるだけ「子育て」を使えないか、と。

私も子供が中学生になって、この意味を実感するようになりました。

私は小さい頃から子供が好きで、幼稚園の先生になりたかった位なので「育児」に負のイメージはありません。でも世の中の多くの人にとっては、違うのかもしれないな、と感じます。「育児」は、特に仕事やキャリアを語る文脈では必ずしもポジティブなものではなく、犠牲と苦痛が伴うものなのではないかと。

もちろん自分自身の育児期にも困難はありました。幸い、4人の子供達は5体満足で、比較的育てやすい気質だったと思いますが、それでも不妊治療に始まり、生まれてからは母乳育児・イヤイヤ期・2人目育児・保活など、苦しいこともそれなりにありました。

それでもやっぱり4人の子供達を産み育てて幸せだなと思います。「育児期」はとにかく子供達が可愛くて仕方なかったし、子供達が大きくなった「子育て期」は子供達と過ごす日常が楽しくて仕方がない。子供が4人いるので親友が4人いるみたいな感じ(小2末娘はまだそこまでは至ってないですが)。

そんなわけで、小学生までの「育児」はカワイイ、中学生以降の「子育て」は楽しい。これは子供が成人しても、互いに行き来したり、孫が生まれたり、それ以前に仕事を持って自立する姿を見るだけで、親は嬉しいし楽しい。それはずーっと続くもの。もちろん時々ケンカすることもあるだろうけど、ずっと仲の良い家族でいられたら、それだけで全部吹っ飛ぶくらい、最高に幸せだと思います。

人によっては小さい子供が好きじゃないとか「育児期」に犠牲にするものが多過ぎて、子供を持たない選択をする人が多いが故に少子化が進んでいると思いますが、ながーい目で見たら楽しいことがいっぱい待ってますよ!と声を大にして言いたい、です。

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