やまをつくりに

やまをつくりに

1.ぼくは こうえんで やまを つくりはじめた
 
2.けれどもすぐに くずされてしまった
 
3.ぼくは やまを つくりなおした
 
4.けれども また くずされてしまった
 
5.しかたがないので つぎのひ にわとりが なくよりも はやく こうえんへいき また やまつくりのつづきを はじめた
 
6.けれども またまた くずされてしまった
 
7.しかたがないので こんどは からすが なくころ みんなが こうえんから かえった あとに やまをつくりはじめた
 
8.(文章なし:主人公の山を作っている男の子のお母さんが、男の子の手引っ張って連れて帰る)
 
9.(文章なし:夜の間に雨が降り、男の子が作った山がけずれてしまう)
 
10.(文章なし:男の子が低くなった山の前に立ち尽くす)
 
11.ぼくは また やまを つくりはじめた(冒頭山を崩したこどもが主人公の近くで遊んでいる)
 
12.(文章なし:主人公の男の子は山を作っている。11で近くで遊んでいた男の子はさっきより離れたところで遊んでいる)
 
13. (文章なし:梯子のようなものを使って山をつくりだす) 
 
14.(文章なし:梯子のもっと上に上り山を作る)
 
15.(文章なし:ページに頂上がおさまらないほどの山ができた。男の子は山を見上げている)
 
16. ぼくは また やまを つくりはじめた(見上げていた山の隣にまたやまを作り始める)
 
おわり


 〇ある子が公園で砂の山を作るお話です。最初、作り始めても公園で遊んでいる他の子どもたちに崩されますが、諦めず作りつづけます。自然の妨害も受けますがそれでもつくりつづけます。崩されはしていますが、その中でもだんだんと山は高くなってきています。そのうちに、最初は山に興味があって崩しに来ていた子供もだんだんと氣に留めなくなります。そしてとうとう完成というところまできて、男の子はまた、その山の隣に新たな山を作り始めます


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