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9月1日の養生

昨日、ジェットファームの長谷川さんのアスパラととうもろこしが届いた。アスパラはもちろんとてもおいしいのだけれど、とうもろこしがまた、絶品で。近年の過酷な夏がなんとか過ごせているのは長谷川さんのお陰なのだ。食べるととても元気が出る。もう、これなくしては夏から秋を越せない。

さっそく1本はレンチンしてお昼ご飯に。

髭の茶色いところを切って、薄緑のつやつやした綺麗な部分をとっておく。これは乾燥してから軽く炒ってお茶にするとむくみが取れるそう。私はそのまま適当に切って汁物に投入していた。中皮をつけたまま、実に虫がいないか確かめたら洗ってまた皮を被せて4〜5分レンチンですぐおいしい。

以前から、Twitterでゆるい漢方養生屋さんの櫻井大典さんとうもろこしご飯をおすすめしていて。作りたいと思いながら全てレンチンで食べること3年。

夕方から思いのほか気温が下がってきたので、とうもろこしご飯を炊いてみることにする。数年前に電気炊飯器を処分して土鍋生活ゆえ、昼夜は火を使わないのだ。

とうもろこしの実を包丁で削いで、少しのお塩と細かく切ったとうもろこしの髭と、2つ折にしたくらいの芯と一緒に入れて普通に炊くと出来上がり。簡単おいしい。

ちょっと柔らかめになったけれど、ひげと芯から出る出汁と香ばしさがたまらない。いつもは1日一合も食べないのに、二合で炊いたけれど2日でぺろっと食べてしまった。

それもそのはず。

とうもろこし脾と肺に帰経し、胃腸の働きを整え食欲をわかせる。余分な水分を排出するので、水分の摂りすぎで浮腫んだり湿邪で体が重だるい今頃の時期にぴったり。冷やす性質の食材が多い印象の夏に、平性の食材であるのも冷え性の私にはありがたい。接触性湿疹で体が湿熱を持っている時でも食べて補気できる。

また、お米は胃腸薬と言われるくらい胃腸を整える力があるので、一緒にとると胃もたれの改善には効果的。ちょこっとお醤油をつけた海苔で巻いたりして、もう止まらない。。食べ過ぎ注意。とうもろこしはやや消化しにくいので、よく噛んで食べるのが大切。マスク生活で緩んだ表情筋も一口30回噛むと鍛えられて一石二鳥だ。

レンチンしか気力がなかったのに、この時期にご飯が炊けるようになるとは。

波はあるけれど、去年より回復できているのかなぁと思えてうれしい。(そしておいしい!)

詳しい作り方は、櫻井大典著『ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方食材帖』ナツメ社、または著者Twitterで検索をどうぞ。

ご飯の写真、食べちゃってないんですよねー。また作ります^^

9月2日 炊く前 炊き上がり写真↓ めちゃおいしー

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現在はiPhone12で毎日楽しく撮影しています。 もしもサポートしてくださったお金が溜まったら、GR IIIが欲しいなぁ。。