癌じゃないよな

病院からの帰路の車中で、
「癌とは言ってなかったよな」と父。
「そうだね…明日は市民病院に行くから治療方法が決まるかもね」とこたえたけれど、黄疸とあのカゲが気にかかる。
癌だったとしても進行していませんようにと願う。

帰宅後、ひと通りの説明を母にする。悪いところがわかってきてよかったじゃない、といつもながらの大らかさに救われる。食欲が無い父は、ベッドで休む。

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