![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88024625/rectangle_large_type_2_b2219177a4e81f75db0543fbce6ed0bb.jpeg?width=1200)
癌宣告 2022年1月13日
血液検査から始まり、消化器内科を案内され、CT、MRI…と複数の検査が行われる。
その度に同意書にサインを求められ、
落ちつかない。
看護士さんは、どこか痛むところはないか、
お腹が張っていないか、何度か父に聞いていた。
※そのような症状は特には無かった
途中、「このまま入院です。いつ退院できるかわかりません」と担当の医師より淡々と言われる。
退院目処がたたないのは、よほど悪いのか。
検査結果を告げられたのは、正午を過ぎたころ。
先程の医師とは別の若い先生だった。
原発癌は、胆管癌。胆管癌はかなり浸潤しているため、胆汁がうまく流れず、食欲不振はそれからくるものなので、内視鏡を使いステントを入れて通りをよくする方法をとると説明してくれた。
癌治療は3つあり、手術、放射線治療、化学療法。しかし、父の場所は、進行がすすんでいるので手術は難しいこと、まあ血管が集まる繊細な場所のため、放射線治療も難しく、残るは化学療法(抗がん剤)のみだと丁寧な説明を受けた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?