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映画『12ヶ月のカイ』成長記録|2021/06/06

Cカメまでいる現場を私も持ちたい

 3カメ手持ち。今日の撮影はなかなかアグレッシブで面白かったです。いつもはジブドリーや三脚で撮ってたんですが、今日はお芝居の勢いをそのまま撮るために撮影部全員野球で3カメとも手持ち(しかもカメラめっちゃ動く)してました。合間を縫ってメイキング撮ってる私もめちゃ肝が冷えた…

 決して手持ちを全てにおいて肯定する訳ではないですが、スピード感あるお芝居の時は「やっぱこれだね〜」感がありますね。笑

 あと、今私が使ってるカメラが一眼じゃなくFX6というシネマカメラなので頻繁に手持ちで回すとすぐ腕が死にます。が、でもこれも度々手持ちしたくなるんですよね〜。ドキュメンタリーやメイキングには、撮影環境的にも手持ち撮影が必至です。(据え置きしてる余裕がない、という意味でも)

 それにしても、Cカメまでいる現場にはまだ出くわしたことがなかったので今回だいぶ脳みそが痺れてます。こんな体制で撮れるように私もなりたいものですねぇ…!ただ、どのカメラで何を撮ってるか、2カメまでは全スタッフすぐに把握できるんですが、3カメになった途端に「カメラが多くてどれで何撮ってるか分からん」状態に撮影照明演出部以外の大多数のスタッフが陥っていたのはちょっと面白かった。2カメまでは、私もモニター見なくても何撮ってるか現場の様子見て分かるんですが、3つになると何故か把握出来なくてモニター見たりしてましたね…。

 でも多少混乱するとは言え、ロング・ミドル・クロースアップが1回戦で撮れてしまうのは非常に魅力的です。マジでいつかやりたい。

FX6で早く自分の映画やりたい

 そして、日々これだけ使い込んでいるとさすがにこのカメラで自分の映画も撮りたくなりますね。というか、タイミングがもっと早ければ『ソムニウム』もこのシネマカメラで撮れたのでは説…。今更言っても仕方ないけど。

 ちなみにFX6はこんなカメラです。

 オートフォーカスは確かに優秀。ただ今回の撮影はナイトシーンがメイン(フォーカス合いづらい)且つスモークも炊いてる(フォーカス合いづらい)ので、結局のところはマニュアルフォーカスしか使っていませんが…

 男性からすると軽いらしいですが、レンズと馬鹿でかいバッテリー付けると女性陣にはわりとしんどい重さです。でもこれまでのものと比べると扱いやすいのかなー?SONYユーザーの方は操作も慣れやすいと思います。バッテリーが馬鹿でかいと言いましたが、良くも悪くも持ちが最強なので、1日撮影しててもバッテリーチェンジが発生しません。これは驚いた。デカくて重いなりにメリットはあったのかと…。でももう少し軽くしてくれていいんだぞ…!

 あとは、日の当たるところでもっとFX6のオートフォーカスの威力を感じたい…!

 ということで、あたらしく映像作品を作りたいと検討されてる方は是非弊社までご連絡ください。笑

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