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21/08/28|約18日ぶりの休息…?

会社的には有給をガツンと使って行った映画祭渡米だったわけですが、映画祭中も休むことなく日本とのやりとりや他の海外映画祭とのやりとりをしながら、連日3〜4時間睡眠で疾走していたため、この日が実質2週間半ぶりの休みでした。日本の土曜日ってこんなに平和だったけ…?

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映画祭のトロフィーは一旦本棚の上に鎮座させました。お隣のベイダーサボテンは、オールドタウンでPCRテスト受けた時に隙間時間で見つけたもの。様々なアーティストさんが出展している雑貨マーケットで見つけました。

飾ってみて、うっすら、フェニックス映画祭のQ&Aの時に言われた「主人公・キョウカの部屋はかなり質素な美術だったけど、それは何故?」という質問が頭をよぎりました。日本人はミニマリストが多くて…みたいな補足を映画祭の批評家の方がしてくれましたが、キョウカと同じ部屋に住んでいる(撮影した家にそのまま住んでいる)私はミニマリストなのか…?とも。

物の多さで言えば恐らく、私もキョウカもフェニックスの人たちと同じくらいの日用品を持っているとは思いますが、「アイデンティティが見えるものを部屋に飾っているか」という点では否という感じがします。アイデンティティが目に見えるものであるという認識が、私は彼らに比べると少し薄かったのかもしれません。もしくは、元々日本人は、彼らに比べると個性的なものを嫌う性質があるのかもしれない。(無印良品やその他ミニマルなデザインの雑貨、家具が売れるのもそのせいかなと)

元来の家で考えると、江戸時代の日本家屋にはそもそも「飾る」という文化自体が無いようにも思えます。(その時代に生きたことがないので実際はわかりませんが)ある程度決められたフォーマットに則って家が作られ、そこに最低限のものを用いて生活する。この「最低限」の容量が時代とともに拡大した感はありますが、家を飾らない文化は、不動産を借りる際に下手に家を傷つけると退去時に修理費がかかる…といった現実問題も含めて、なんとなく昔から意識の底にあったような気がします。

いや、実際どうだか分かりませんが。
一概に「こうだ」とも言えるものではないですし。

ともあれ、まずは久しぶりに土日っぽさを味わいたいと思います。
そこまで落ち着けるかは、わかりませんけど。

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