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21/07/31|『12ヶ月のカイ』DCPを納品…!

本日も、昼にテアトル新宿で劇場前チラシ配りをさせていただきました。今日は『花束みたいな恋をした』のイベント回でして、めでたく満席での上映だったようです。こういう活気のある日こそ、配り甲斐があって嬉しいですね。

「満席だったようです」というか、そもそもチラシ配りは毎回劇場の予約状況見て狙って配っているので、ほぼ確信犯ではありますが…。時間がない大人は狡かろうがなんだろうが、効率よく、使えるものは使うのです。

とはいえ、本当に毎回多くの方が『マイライフ、ママライフ』のチラシを受け取ってくださるので、制作者としては嬉しい&ありがたい限りです!中には「予告編見ました〜」と仰ってくださる方もいらしたり、今日も他作品の写真を撮って帰られたりする方もおられました。

弁セレ、どの作品もちゃんとお客様に届くと良いですね…!

そして今日は、ついに『12ヶ月のカイ』の上映用DCPデータを劇場に納品してきました!

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まあ、いわゆるハードディスクな訳ですが、その昔はフィルムで納品していたものを今はこうしてデータで納品する…というのがなんだか変な気がして、これで映画を届ける作業は本当に完了なのか…?と、少し不思議な気持ちになります。や、別にフィルムだった頃の経験もないので、変な気持ちになること自体が変なんだとは思いますが、それにしても「映画館で映画を見る」といえば映写機からの光で…みたいな古典的なイメージがまだぼんやり頭にあり、フィルムをデジタルにした代替物がDCPだというのが頭では理解できても気持ちはなんか落ち着かないな…という感じです。モヤモヤというか、ふわふわして腑に落ちん。

がしかし、映写チェックして実際にスクリーンで見てみると、その違和感は全く杞憂に終わるんでしょうけどw

これまで経験してきた「PCとプロジェクターを繋いで…」や「DVDやブルーレイで…」とは全く違う経験なので、DCP初体験(=映写チェック)の瞬間がとても楽しみです。

特に、『12ヶ月のカイ』はそもそも劇場用に音を作り込んでいるので、PCのモニターやご家庭の音響ではうまく聴き取れない音が存在します。(でもそれでも話が分からなくなるということはないのでご安心ください。「不穏さ」をどこまで感じられるか、というお話です)なので、この「劇場でしか味わえない音」が私的にもとても楽しみです。

アメリカのフェニックス映画祭・国際ホラー&SF映画祭の会場も大きなシネコンでの上映なので(これも英語字幕版をDCPで上映)今村さん、長澤くんに作ってもらった音楽、そして松野さんに丹精込めて遊んでもらった音響効果がどのように響くのか、とてもとても楽しみです!

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