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21/08/03|人と話さないと「人間で良かった」とは思えない。

今朝、米国アリゾナのPhoenix Film Festivalに通訳でアシストしてくださる予定の方と、新たにzoom面談させていただきました。今更ですが、外国にいる方とこうしてリアルタイムで顔を見ながら話が出来るとは…!コロナの副産物ではありますが、ありがたい時代になったものだ。

そして改めて、JCC(Japan Culture Club)の方と初めてzoomでお話した時も感じたことですが、外国というアウェイに、同じ言語話せる人がいるというだけでどれだけ心強いことか…!おまけに今日は、通訳さんの他にも、ホテル→映画祭会場への送迎をボランティアしてくださる、現地で日本語を教えている教授さんにもご協力いただけるかも?というニュースをいただきました。ありがたすぎてもう足向けて寝れませんんん!(自宅は南枕なので一応大丈夫なはず)

渡米するのが私ひとりだったので、これまで出国・帰国に必要なものや現地の情報あつめ等は自分でなんとか調べていたのですが、とは言え時間もないしどこを調べたら良いかの検討もつかないことが意外とたくさんあって、無意識に疲弊していた部分もあったのかもしれません。ここ数日、現地で協力してくださる方々、またランチにご一緒できる方々との調整が徐々に見えてきて、以前より気持ちが楽になった気がします。

皆さんとお話する前は、映画制作でいうと、クランクインは決まってるのにロケ地・メインキャストが決まってない…!みたいな状況でした。最悪だ…想像したくもない。

でもお陰様で、なんとかその状況からは脱することができたかなと。

やっぱり人間ひとりだと出来ることは限られていて、「早くやりたければ一人でやれ、遠くまで行きたければ皆でやれ」という誰かの言葉の通りだなあとしみじみ痛感します。これまで、自主制作といえば「監督が一番苦労する」「監督が一番頑張る」というのが当たり前のイメージでしたし、実際私の作品に関しては私しか動ける人がいないことがほとんどだったので、必然的に私ひとりが追い込まれる状況が往々にして多発していました。けれど今回に関しては物理的にも「遠くに行かなければならない」ので、誰かと手をつながなければ決して一人で渡り切れる橋ではありません。コロナ禍で人との触れ合いが少なくなってきていた今、改めて現地のJCCの方、通訳さんとお話ができたことで「人間で良かったかもしれない。もう少しやれるかもしれない」と徐々に気持ちが開いてきた気がします。

とはいえね、現在アメリカは新規感染者数が絶賛リバウンド中で、先日も政府から「屋内での原則マスク着用」が再び義務付けられたところなので、日本以上に気を付けなければならないことに変わりはありません。

無事に渡米して無事に帰国する。
前向きに気を引き締めていきたいと思います。

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