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記憶というのは実に曖昧で なのに強烈に覚えていることがある でも、そのシーンを誰も覚えていない時 それは現実にはなかったことなのかもしれない 証明できないことの積み重ねの日々 夜に滲んだ信号に似て ずっとチカチカして気になる 🚥 たとえば酔って歩いた、覚束ない記憶 どこを辿ったのか定かではないけれど 身体だけはどこかに心ごと運んでいく 人によって覚えているシーンが違うのは当たり前で 見た角度だって、聞こえた声だって違うんだ あの時君は、ふと違う人を見ていたかもし