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人間になって2年が経ちました。

人間になって今日でまる2年。

ここ2ヶ月は「誰もおれに話しかけてくれるな」と念じながら、目の前の作業をひたすらこなす"作業マシン"に成り果てていましたが、先日夙川に咲く桜の花を眺めているときに人の心を取り戻シタカラ、モウ、ダイジョウブDEATHヨ。

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「今日から3年生のあなた、来年の進路はどうするの?」
今朝、朝食のときに妻がわたしに聞いてきた。

不意の問いを「さぁ、、どうしようね。」とはぐらかしながら
妙に「3年生」という響きが重く感じ、ウッと身構えてしまった。

・・・
思い返してみれば、高校3年生のころだって、進路をちゃんと考えたことはなかった。

当時憧れていた同級生の女の子が東京に行くらしい、という噂をきいて、
「じゃあ俺も東京にいく」と受験する大学を決めてしまった。
(横浜は東京じゃなかった)

今の会社に入社した理由もまともに答えられたことがない。
「なんででしょうね」とヘラヘラして返答するけれど、自分でもよくわかってない。
・・・

そんなわたしに「ライネンノコト」を聞くのは少々酷である。

「一年生きてみながら、考えてみるよ。」
無責任な言葉を、ふーんと片耳で聞きながら、大きなお腹を心配そうにさすっていた。

息子は生前0年2ヶ月

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まる2年




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