リスクプレミアム

「リスク」って聞くとなんとなく怖いと思う方多いんじゃないかと思います。そういう方は、「リスクプレミアム」という言葉もセットで覚えておかれるといいかと思います。

リスクプレミアムとは？
リスクプレミアムというのは、簡単に言うとリスクかけた分だけリターンの利率も上がるということです。だから、リスク大きければ損する可能性も高くなるけど、その代わり得られる利率も高くなる。

リスクプレミアム│初めてでもわかりやすい用語集│ＳＭＢＣ日興証券

リスクプレミアムとは、リスクのある資産の期待収益率から無リスク資産の収益率を引いた差のことです。
株式に投資するということはつまり、大きな値上がりを期待できる反面、値下がりする可能性も高く、そのブレの大きさを受け入れたということになります。
リスクの大きな株式と無リスク金利（リスクフリーレート）商品が同じリターン（収益）であれば、みんなリスクのない無リスク金利商品に投資するでしょう。
投資家は無リスク金利にいくらの利回りを上乗せすれば、リスクのある株式を買う気になるのかという、その上乗せ部分がリスクプレミアムになります。
<SMBCのサイトより>

ポートフォリオを組む
1000万までなら銀行に預けておけばリスクゼロですが、利息は0.002%とかです。物価上昇率に負けてしまうので実質損です。
それなら利率の高い新興国の株や債券に全額投資しよう！というのはギャンブルになってしまいます。
だから、複数の投資先にリスクの少ないものから高いものまで分けて投資することがポートフォリオを組むという意味です。人によって許容できるリスクが異なると思いますので、金融の知識のある人と一緒にリスクとリスクプレミアムの両面から見たポートフォリオを組むのがおすすめです。

単にリスクは怖いものじゃないと言いたかったので書きました。
考えるきっかけになれば幸いです。