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日本の木

先日、親戚の大工職人のおっちゃん、ヒロヤスさん家に行きました。

親子3代で大工という生粋の職人です。

近々ヒロヤスさん宅でBBQをやろうって事になり、何かお手伝い(会場作りや、草取りなど)します!と連絡したところ、「お!じゃあ解体の手伝いしてくんねぇか?」と言われ、「うけたも〜」と即返事。解体作業など経験がなかったので少しワクワクしてました。

当日家まで行くと、「ひろし!昨日で解体終わったっちゃったからよ、家の前の竹切ってくれねぇか〜?」

えっ、、、「うけたも〜」

これも学びだと。笑

竹を切る前に先ずは草を刈ることから。

気温32度、太陽サンサン!
5月なのに、まるで真夏!

気が遠くなる程の草の量でしたが、少しづつ少しづつと何とか草を刈り、竹を数本切った所で待ちに待ったお昼。

ヒロヤスさんの行きつけのお肉屋さんが作ってる焼肉弁当。大盛りのご飯にごっつい焼肉。何とも職人らしいお昼ご飯だ。そして作業の後の弁当は格別に美味い。5分くらいで完食したところで水を飲みながら、パン学校の話しや小麦の話しなどを話しました。

そしてヒロヤスさんは言う、「日本人には日本のものが体に性に合うんだよな。木だってそうだよ!」と。

今の家で使われてる木はほとんどが外国産。最近はコロナや、戦争でなかなか木が入ってこなくなってきてるし、値段も倍以上は高騰してるがそもそも外国の木は日本に合わないと。すぐ白アリや害虫にやられるそうです。理由には、外国産の木は日本の季節、風土にあっていない為らしいです。

日本の木は何千年とこの季節、風土、湿気に寄り添い育ってきた木だから、強いと。
だから昔の家は丈夫でしっかりしてると。

確かに!

日本には日本の木を使って家を建てるのが本当は良いんだよと。

最近は少しづつだけど、日本の木を使う家づくりが見直されつつあるらしいけど、材木の会社が少なくて値段もとても高いと。


なるほど〜

材木の世界では当たり前の事なのでしょうが、初めて知りました。

正直今までは興味も無かったですが、「意識」を少し広く持ってみるとこんな話しもとても勉強になります。

そしてまた妄想。

日本の木でパン焼いたら、日本人の身体に合ったパンが焼けるんだろうな〜なんて。

それからヒロヤスさんは職人らしく昼寝の時間に入り、俺は一人、せっせと草刈り、竹切り再開。

今日はここまで!

帰宅後、速攻風呂に入り夕方からハイボール。

汗かいて働いた後の酒は格別にうまい。

最幸な1日でした〜

ヒロヤスさんありがとうございました!!

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