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SR サイタマノラッパー

2009年公開、入江悠監督の日本映画。2009年の第19回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門でグランプリを獲得、第13回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭でNETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞)を獲得、第50回日本映画監督協会新人賞を獲得した。

どんな映画かというと、埼玉の田舎のラッパーが、夢に挫折しそうになって最後立ち上がるって話しだ

東京でAVゃってた同級生の作品を持っている後輩叱ったり、なのに、こそこそ見たり。地元ヤンキーにぼこぼこにされるヘタレぶり。歌を披露するも教育委員会みたいな人に、さんざん罵倒され、存在の本質まで問われるような無理解をされ。そのAV女優は田舎の冷たい目に耐えられず逃げ出す。仲間に馬鹿にされ後輩にも裏切られ、彼らは二人きり。解散・・・

夢を抱いていた彼らは、限界を知り一度は現実に戻る

デブは食堂で働き、ガリガリは肉体労働。ラストシーンで、デブの店にガリが労働者たちと来る。

この最後のラップバトルがいいんだ。いままでのシーン全てが、このための前座みたいに、夢語りだす主人公のデブ。熱いバトルがはじまり観客たちはきょとんとしている。夢と立ち向かうのは厳しい。自分のやっていること才能に自信がなくなる。挫折するかもしれないけど、それでも魂はここにあるんだぜと主人公は離脱していった親友に熱くラップバトルを仕掛けるのだった。いい映画だ。感動した。


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