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本の感想

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2021年1月の記事一覧

書評 護られなかった者たちへ 中山 七里   生殺与奪の権限を小役人に委ねている生…

表題の護られなかった者たちとは誰なのか? 餓死死体が発見される。 2つの連続した犯行。 …

武藤吐夢
3年前
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書評 実は内向的な人間です ナム・インスク  内向的な人間とは何か?。すごく鬱陶し…

自分が内向的だと言う作家が自分がいかに内向的なのか 内向的な性格とはどういうことか そう…

武藤吐夢
3年前
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書評 仕事の喜びと哀しみ チャン リュジン  韓国の本屋大賞の受賞作品。めっちゃ切…

2020年韓国の書店員が選ぶ今年の本 小説部門の受賞作です。 モチーフは仕事です。 短編集…

武藤吐夢
3年前
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書評 ぼくもだよ神楽坂の奇跡の木曜日 平岡陽明  古書店主と盲人の書評家の恋物語…

本がつなぐ恋の物語 すごく素敵だ 盲人の書評家の物語がはじまる。 それは切ない恋の物語であ…

武藤吐夢
3年前
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書評 ビジネスエリート必読の名著15 大賀 康史 わかりやすく簡潔にまとめていてサブ…

本の要約サービスflier(フライヤー)はビジネス書の要約を提供するサービスです。著者は、そ…

武藤吐夢
3年前
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書評  推し、燃ゆ   宇佐見りん  思春期の少女の焦りや葛藤が生々しく、まるで…

宇佐見りんさんは文藝新人賞の受賞者だ。 この作品は第二弾。 この人は、少女の内面に巣くう葛…

武藤吐夢
3年前
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書評 オビ- キム・ヘジン  貧困をモチーフにした小説群だが、読んでいると肌がチクチクするのは何故だろう

韓国人作家キム・へジンさんの短編集です。 9つの短編より構成されていて、表題作「オビ―」とデビュー作「チキン・ラン」が特に秀作でした。 モチーフは韓国社会の中に潜む貧困問題。 韓国では、そのことが、かなり深刻な問題になっていて、それは日本の未来予想図なのかもしれません。 「なわとび」という短編を読んでて感じたことは、失恋となわとびは真逆な存在であるということでした。失恋すると四六時中そのことで頭がいっぱいになるのだけれど、縄跳びをしている時は、それに集中し失恋のことは忘れて

バイデン時代の最強投資戦略  菅下 清廣 金融を通して世界の今がわかる本。おもしろ…

バイデンさんの経済政策だとか、アメリカの経済政策について、とても詳しく解説していて面白…

武藤吐夢
3年前
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書評 オール・アメリカン・ボーイズ     J・レノルズ,B・カイリー  中立である…

白人の警官が黒人の少年に過度な暴力を行う 実際の事件をベースにしているのだろうと思う。 本…

武藤吐夢
3年前
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書評 HAPPINESS IS... 幸せを感じる500のこと リサ・スウェーリング,ラルフ・レザー …

短文と優しい絵で たくさんの幸せが紹介されていた。 読んでいると、すごく気分が高揚してき…

武藤吐夢
3年前
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約束の猫   村山早紀   猫に対する優しい視線が、とても心地よかった。

猫にまつわる短編集 作者の猫に対する愛情が伝わってくる。 その優しさが沼みたいになってい…

武藤吐夢
3年前
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2020年のおすすめランキング他・・・

あけましてあめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。 2020年に読んだベスト10冊…

武藤吐夢
3年前
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