スポーツインテグリティ研修会に参加 ~参加の目的~

指導者として小学生の指導に携わるようになって10年目になりました。小学生のスポーツ指導において暴力/暴言(私の周りでは暴言)があることを疑問に思っていました。そこで12/14㈫に令和3年度第1回スポーツ・インテグリティ研修会に参加しました。東京都体育協会の主催なのですが、オンライン開催なので私のような遠方の者も参加出来て大変ありがたかったです。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/11/24/documents/16.pdf

本研修会に参加した目的を改めて記します

  1. 最先端の指導がどうなっているか知る

  2. 指導者のありたい姿を知る

  3. パネリストの益子直美さんがどんな想いで「監督が怒ってはいけない大会」等の活動をされているか知る

1つ目の目的についてです。スポーツの指導における暴力がマスコミに取り上げられることもあり、世の中的に許されない雰囲気になってきました。小学生の指導についても私が携わった当初から暴力は見たことがありません。しかし、暴言はありました。今でも変化はなく暴言があります。暴力による指導の本質は「恐怖心を子供に与えてやらせる」ことですが、暴言による指導も同じだと3年前に気が付きました。それ以来、暴言に頼らない指導を模索してきました。暴言は怒る指導から出てきます。では怒らない指導をすればよいのではないかと考えており、外部に目を向けて情報を収集していました。そんな折、益子直美さんが「監督が怒ってはいけない大会」をされているのを知り、興味を持っていました。単純ですが、私の周りの多くの指導者が行っている怒る指導の先、最先端の指導ではないかと考えており、それを詳しく知りたいと考えました。

2つ目の目的です。最先端の指導をする指導者とはどんな指導者なのか知ることです。本研修会では益子直美さんだけでなく、筑波大の菊教授による講演とパネリスト3名によるシンポジウムがあり、最先端の指導(の一端)を知ることが出来ると考えました。

3つ目の目的はシンプルに「監督が怒ってはいけない大会」をどんな益子直美さんがどんな思いで立ち上げたのか知ることです。多くの人が怒る指導をする中、新しい取り組みを始めたわけですからとても強い想いをもっておられるのだろうと想像していました。それを感じたいと考えました。

上記目的をもって聴講しました。聴講して良かったこと、感じたことを次記事にします。

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