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5,800円で1000回遊べるレースゲーム

 手っ取り早く、今、F-ZERO Xを遊ぶにはどうしたら良いか。今日はその方法についてのお話です。2007年の5月下旬、WiiのVC(バーチャルコンソール)版F-ZEROXを購入して少し遊んだときの記録と記憶も兼ねて。

 なぜクイーンカップの後半からの動画なのか。キャプチャした筆者ですら忘れてしまいましたが、恐らくMUTE CITY、BIG BLUEの名曲BGMが続き、トータルで1位の表彰台が見れたからではと思います。

 さて、移植完成度について、Wii VC版はロード時に音飛びがしていました。WiiU VC版はこの音飛びがなく快適に遊ぶことができました。ただし、プロコントローラ以外ではまともに操作できないんじゃないかと思います。WiiUゲームパッドで携帯プレイが可能ですが、デカすぎてレースどころじゃない。SteamDeckといい勝負!?

 WiiUPROコントローラは現在新品で入手するには実店舗ではまず無理で、オークション、フリマなどが選択肢に上がりますが、WiiUで遊ぶための準備ってセンサーバーとかデカいACアダプターとかWiiリモコンとかゲームパッドとか接続する必要があるので非常に面倒なのです。やりたいレトロゲーに辿り着く前にブーストゲージがゼロになります。そんな中、SwitchオンラインにNINTENDO64が遊べる上位プランが追加されることが2021年秋に発表されました。

 現在、Nintendo Switchオンラインでは2022年3月から上位プラン+追加パックでF-ZERO XがSwitchで遊べる状態にあります。Wii VCが1回目、WiiU VCが2回目、今回Switchで3回目となる移植作。追加パックサービス開始時にはマリオカート64などで”まともに遊べない”という情報を見てから、(加入する)時期でないオジサンと化していた筆者です。この点、今はどうなのでしょうか。調査する必要があります。

 追加パックで遊べるゲームを後押しするように、当時のゲーム情報誌64DREAM紹介記事をPDFで配布したりとサービス精神旺盛な感じが良いです。ただし、追加パックのサブスク料金はそれなりに高額で、発表時には荒れたようです。どうしてもPS plusやMicrosoftのサブスクと比較されてしまいます。いずれにしても、高いか安いかの判断はユーザー各々の遊びたいゲーム、サービスが揃っているかどうかではないでしょうか。

 タイトルにも挙げた「5,800円で1000回遊べるレースゲーム」について、
これは当時の64DREAM特集ページにあるものです。

 まず、5,800円というのは初代SFC F-ZEROより定価が安いことを指しています。次に、1000回遊べるというのは隠しカップであるXカップはコースがランダムに自動生成される特殊なカップであり、遊ぶたびにコースが違うので何回でも遊べることを指しています。

それにしても【こんな紹介文で大丈夫か?】

 当時、実機で遊んだ記憶では、このXカップでは敵CPUマシンがランダム生成コースに対応できず、自機以外コースアウトしてアイ・アム・レジェンド状態になったことが鮮明です。全てがそうではないですが、その他、マスタークラスであっても敵CPUマシンが手強くない印象が強かったです。

 話が脱線しましたが、現在、手っ取り早くF-ZERO Xを遊ぶ方法は、
Nintendo Switchオンライン追加パックに加入すること、です。
2022年8月にサービス終了予定のWiiU VC版を入手するのは決して悪いことではありません。ハードやデータがダメにならない限り、好きなときに遊べることが買い切りの利点です。

 次回F-ZERO X記事は、Nintendo Switchオンライン追加パックのF-ZERO Xを遊んでからレビューを交えて用意したいと思います。

※トップ絵のキャプテン・ファルコンは2002年に描いたものです。

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