見出し画像

【焼き芋が美味すぎること】

 とろんとろんに仕上げてやるぞ!と毎回意気込んで焼き芋を焼く。

 焼くと言ってもダッチオーブン(アメリカ開拓時代から使われている、蓋が付いた鋳鉄製の鍋のこと。 炭の上に直接置けて、蓋にも直接炭をのせられるので、オーブンのように上下から加熱できるのが最大の特長)に小石を入れ、熱を加えて「石焼き芋」にするのだか、これがなかなかに奥が深い。

 微妙な火加減やこまめな様子見が必要なのだ。

水洗いしてダッチオーブンにセット

 使うさつまいもは「紅はるか」。とろとろ系の品種だ。こいつがうめぇ。

 しっかり汚れを落とし、端と端を切り落とし、熱が入りやすいようにする。

 下ごしらえをし、ダッチオーブンにセット。さつまいもの中までしっかり火を通し、でんぷんを糖化させることで蜜たっぷりの焼き芋ができる。

 外の皮を破り、蜜がプツプツと溢れ出してくる。こうなると成功確定。

いい具合に火が入ってる

 甘い甘いとろとろの焼き芋が完成するまで、3時間ほどかかる。さつまいもにゆっくり火を入れていくことが肝心なのだ。あせりは禁物!

 出来上がった焼き芋に、バターをたっぷり塗ったり、バニラアイスを添えたり、ハチミツをかけたり、粉砂糖を振りかけたり、食べ方は様々だ。

 私はさつまいもの半分をそのままの甘さでまずは堪能する。あとの半分に色々手を加え味変を楽しむ、、、、、、といつも思うのだが、芋自体の美味しさに結局全部そのまま食べ切ってしまうというのがいつものパターン。

 毎回焼き芋作りのデータをとっておらず、出来はその日によることが圧倒的に多いのだが、毎回同じクオリティを出そうと思うと、データの蓄積は大切だろうなと思っている。

 焼き芋屋さんをやる覚悟が出来たらデータをとろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?