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手づくりとうふ


旦那さんと私の日々は、いつもコメディショーのようです。今日も例に漏れず、キッチンでの出来事が笑いの渦を巻き起こしました。朝、彼は私が作った手作りの豆腐を見て、「これ、何の彫刻?」と真顔で尋ねました。私の豆腐は少し形が崩れていたのですが、彼のコメントには笑ってしまいました。

昼過ぎには、二人で小さな庭の手入れをしました。旦那さんがホースで水をまいているとき、不意にホースが彼自身に向き、水浸しになってしまったのです。彼の驚いた表情と、濡れた犬のような姿に私は大笑い。彼もやがて笑い始め、二人で笑い転げること数分。

夕方、彼が仕事から帰ってきたとき、私は新しいレシピで夕食を作っていました。彼が台所に入ってきた瞬間、私の失敗作のスープがまるで火山のように泡を吹いて溢れ出しました。最初は慌てふためきましたが、その光景があまりにも滑稽で、またしても二人で大笑いしました。

夜、私たちは一緒に日本酒を飲みながら、今日一日の出来事を振り返り、また笑いました。旦那さんとはそうやって、小さなハプニングも一緒に笑い飛ばせる関係が何よりの宝物です。

俳句:

朝豆腐に 問う彫刻かと 笑い咲く


この俳句は、旦那さんとの楽しい朝のひと時を切り取っています。彼との毎日は、いつも予期せぬ喜びに満ちていますね。


肉豆腐(にくどうふ)は、日本の伝統的な家庭料理で、豆腐と肉(主に豚肉または牛肉)を、甘辛い醤油ベースのダシで煮込んだ料理です。豆腐は中国から伝わった食材で、日本では奈良時代には既に食されていたとされています。一方、肉の普及はそれよりずっと後のこと。江戸時代に入り、仏教の影響で肉食が禁じられていたため、肉を食べる文化は広まりませんでした。しかし、明治時代に入ると西洋の影響で肉食が解禁され、肉と豆腐の組み合わせが庶民の間で人気を博すようになりました。 この料理の魅力は、シンプルながらも栄養バランスが良く、また、豆腐が持つ柔らかな食感と肉の旨みが絶妙に合わさるところにあります。一般的には、にんじんやネギといった野菜も加えられ、さらに風味豊かに仕上げられます。 そして、最後にずっこけるオチとしては、「肉豆腐の料理中、調理人が肉を追加しすぎて豆腐が見えなくなったとき、それはもはや豆腐料理ではなく、肉料理に豆腐が添えられているだけになってしまう!」というわけです。なんともはや、豆腐が主役のはずが脇役に!


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