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私のこと

今日もお疲れ様です
ここで簡単に私の紹介を

ピアノを始めたのは5歳
幼稚園にあったオルガンを弾いてた友達を見て、
どうも、私もやりたい!と言ったらしい

近所のヤマハ音楽教室に入ったけど、
6個上で、もう圧倒的に上手い先輩がいた
「私もあんなにカッコよくピアノ弾きたい」と
自然にその先輩を追いかけるように

その先輩が通っていた中学を受験し、
その先輩が音大行ったのを見て自分も自然に音大を目指した

音大を目指したいと思えるほど、
ピアノが好きだったかというと自信はなく、
ただその先輩への憧れの一心だった気もする

転機となったのは大学2年のとき、
自分よりも上手な同級生にたくさん出会い、
(井の中の蛙で、地元では自分はまあまあ弾ける方の人だっと思ってた)
そして一生頑張っても追いつけないなと思えるようなピアノ科の教授たち

自然と生活のためにピアノ以外の道を模索し始めた

音大は一般の企業説明会みたいなものはなく、
とにかく合同説明会に足を運び情報収集をして
一回しかない【新卒】のチャンスを利用して、
全く縁もゆかりもない業界へ飛び込んだ
正直別に社会で何をしたいとかもなかった
とりあえず生活ができる給料が欲しかった

でも、今思えばこのタイミングで社会に出れたのは本当に良かったと思う

初めての営業でズタボロにされ、
今までにない理不尽な目にも遭いつつも、
そこで始めて、あ、自分、もっと社会に必要とされる人間になりたい!
と自我が生まれた気がする

ちょうど結婚も決まっていたから、
もし子供ができて育休復帰時に、
もっと社会で必要とされるスキルを身につけておきたい。
っていうのもあったかもしれない

そういえば、ピアノを始めた頃から、
憧れの先輩を追いかけることに必死で、
自分がどうなりたいとか、どうありたいとかなかった

社会人4年目に、もっと営業として活躍して、
社会から必要とされる人になりたいと思うようになり、ついに転職を決意

社会人8年目になる今、リーダーとして自身のチームを持ち、
営業ノウハウをメンバーに教える立場になっている
ストレスも多いが、確実に営業とをやっている自分の方が、
やりがいを感じるし、エネルギーに満ちている

そして今年、家を買い、ピアノを実家から運び、
8年ぶりにピアノとの同居を始めた

またピアノに戻りたくなるのかなぁと思いつつも、
まだそこまで戻ってはいない
というより当時ほど弾けないもんだから、すぐ弾いてても飽きがくる
多分まだ、今の自分は営業をやってる方が合っていて
音楽の世界に戻る勇気が出ないんだろう

ただ当時弾いていた曲を聴いたり、弾いたりすると、
強烈に当時のことを思い出せる
学校であった楽しかったことも嫌なことも全て、
自分の記憶とクラシック音楽は、
鮮烈に結びついているのかもしれない

だから朝の電車で切ない気持ちになったり、
顔が赤くなるようなことを思い出したり、
いろんな情緒に溢れているのだろう

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