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ナンバーワンよりオンリーワン.Part2

昨日の続きです。

新体操での学び

私は幼稚園の頃から新体操をしてきました。現在も指導者、そして審判として新体操に関わっています。
新体操はもちろん競技なので、順位がつきます。しかし私は現役途中で沢山ケガをしてしまい、点数が高い技を出来なくなってしまいました。そこで私が考えたのは、誰かの印象に残る演技をしようということです。
新体操は曲に合わせて、フープやリボンなどの手具を使いながら踊ります。個人は1分半、団体は2分半です。その中で実施した技の高さ、表現力を競います。ただ曲に合わせて踊ればいいという訳ではなく、世界観も重視されます。技で点数が取れなくなった私はこの表現力を磨き、たった1分半でどれだけの人を自分の世界観に引きずり込めるかを考えました。

そんな中、中学生のときの大会で、ファンレターを頂いたことがあります。(同じチームの子の友人からでした。)その手紙には「鳥肌が立った、凄かった」などと書いていました。その大会での順位は決していいものではなかったと思います。そんな私にファンレターを渡してくれたこと、とてもありがたいなと思ったと同時に、この人の心を動かすことが出来たんだと、嬉しく思ったのを覚えています。

今でも子供たちに指導する時には、技の正確性や美しさはもちろんですが、楽しんで踊ること、そしてその子にしか出来ない表現を一緒に探すことを心がけています。

私の特徴でもあるオンリーワン

多分小さい頃から目立つことは好きだったんだと思います。(事実、生徒会長にもなるぐらいだし、リーダーという立場になることが多かったです。)面倒くさがりだけど、自分がやりたいことは実現できないと嫌な性格でした。
みんなと同じが嫌だと思ったことも多いし、他人がしていないこと、私にしかできないことを探していました。変なことが好きでした。
新体操で自分にしかできない表現を探したのもそうですが、理系の高校から文系の大学に行ったのも他の人がやってないことをやりたいと思ったからという気持ちもあります。高校を卒業した次の日には髪の毛をブリーチして、ピアスも初っ端から5個開けました。大学時代には紫や青、緑など様々な髪の色にしました。卒業式の袴もみんなが可愛い柄を着る中、私は全身真っ黒にしました。
アシンメトリーなものが好きだし、いわゆる個性的というものが好きです。
留学先をデンマークにしたのも、マイナーなところに行きたかったという理由もあります。

そんなナンバーワンより″オンリーワン″を大事にしている私が、私にしかできないことで1人でも誰かの心を動かしたいのです。
このBeautyJapanでもそうですし、この大会が終わってから私が死ぬまで、この挑戦は続きます。続けます。

大学の話や留学の話は後日詳しく書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたの明日が素敵なものでありますように。

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