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悪夢にうなされる

7月21日 日曜日 干からびる(そりゃそうだ)


金曜日は大船鉾の龍頭を飾るところに出くわし、土曜日は出遅れこそしたけれども鷹山の曳き初めを見て、それはそれは浮かれてはしゃいで過ごしていた

日曜日のお昼から用事があり、そこで会う後輩と終わり次第夕方からビール飲もうねぇと約束していたので、金曜日も土曜日もビールは飲んでいないがそれ以上のはしゃぎっぷりで過ごしていた

明日が楽しみ♡と、四条烏丸からは離れて京都駅近くの通し営業の良さそうなお店を探しつついつも通りお風呂に入って寝る

そこまではいつもと変わらぬ夜だった

朝、目覚めるとっていうか瞼が重たくて目が開かないし、体が重いし背中や腰・足まで重たくて動かない

何とかお水を1杯飲むけれど頭が痛い

お塩をぺろりと舐めて着替えたり片付けたりするもしんどい

何とか準備して用事のあるホテルまで向かうが人がたくさんいるし日陰もないし普段なら5分くらいで着くはずの場所に10分以上かかってようやくたどり着く

ホテルの中は寒いほどにエアコンがかかり、その場所で3時間もいると頭痛もひどくなり腰や肩が張って来る

用事が済むと後輩に体調が悪い事を伝え、来月必ず飲もうと別れ、フラフラと家に向かう

他の人といる時はまあまあ動き回っていて大丈夫かな?と思っていたけれど1人になった途端体から力が抜けたように重くだるく人を避けるのが精一杯で、荷物の端や肘にぶつかって仕方がない

どこかに入ろうにもたくさんの人が待っているような状態だし何かを口にしたら吐いてしまうかもしれない

階段を上ったりおりたりのしんどさを思い、ひと駅ならと徒歩にした事も悔やまれた

立っているのがやっとくらいのしんどさで見たかった橋弁慶山も浄妙山も鈴鹿山も通り過ぎ、役行者山を、うつろな目で眺め何とか帰宅

お水を飲みお塩を舐め、コンタクトレンズを外したらエアコンをかけた部屋の床に転がる

お座布団を敷いて

20時過ぎまで何度も、悪夢で目が覚めるが瞼が重くて眠たくて嫌な夢を見たくないのに眠りに落ちてしまう

体が弱ると気持ちも参る

頭の片隅に追いやっているあれや、心の中に無かったことにしてふたをしているあれ、向き合う事から逃げてきたあれが夢として私に襲いかかる

見たくないのに4本立て、5本立てで嫌な夢ばっかり、もううんざりなのに瞼が落ちるので見続ける

ギュッと体が強ばり力が入って寝っぱなしなのに全然体が休まらないし、エアコンをかけると喉や目が乾燥するし、肩や腕は冷たいのに足は暑いとか、適温を上手く保てない

上半身が冷たくなるのでカーディガンを羽織る

”高級車でやって来て家庭ごみや空缶・ペットボトルをコンビニやスーパーのゴミ箱に捨てる“とか”SDGsのバッジを着けてパリッとスーツでキメてる団体がお店の空調を下げさせて『エアコンガンガンの中で食べるお鍋って美味しいっすよね〜』“って言っているのを見るくらい不毛な気持ちになるが、消すと暑いし本当にしんどい

あ、バッジはどれか一つの理念でも賛同できたら付けて良いらしいので間違ってませんね

解毒が足りず毒を吐いてしまった

徳を積まずに毒を積む

こんな時にこんな目に遭うなら逃げずに向き合えば良い

体がしんどくなるまで動かなければ良い

もう、反省
猛反省
悶々反省

ないふりをしていてもこうして体が弱ると絶望・現実・焦燥がこんな形になって襲ってくる

元気でいなければ、明るいところだけを見ていなければ、心を強く奮い立たせておかなければ。。。

たいそうなところへ行ってしまいましたが、要するに熱中症ですね

子どもの頃は日射病とか熱射病とか言っていた、噂の、あれ

お水だけ飲んで、寝て、今朝は復活したけれど本当に気をつけなければいけないと心から反省

反省中だし土曜日の夜以来の食事なのでお蕎麦とめかぶ、ゆで卵という絶賛夏バテ中アピールメニューを頂きnoteを書くお昼休み

(通勤途中に山の写真撮ってた人が言う)

そう言えば山鉾町のど真ん中にお住まいの皆さんは、産気づいたり倒れたりしてもタクシーも救急車もなかなか入ってこられないし、この時期本当に生活が大変だろうとまた余計なお世話を考える

スポーツドリンクって買っておいても期限切れちゃうこと多くて常備してないけれど、二日酔いの時の頭痛とか(そこまで飲むな)こういう時のために買い置きしておかなきゃだわ

満月でもあったので、それのせいにもしておこう

舐めたお塩の味がいつもと全然違った日曜日でした

月曜日の帰り道、あくまでも帰り道ですからね

橋弁慶山
橋の前にびっしりちびっ子がいたので上の方だけ
もうお提灯に灯りが
連日の鷹山
こちらもお囃子が聞こえる





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