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父親がいない「父の日」を考える。
私が恵まれている理由の1つに両親がともに健在しているという事です。当たり前のように感じる人もいれば逆も然り。
なぜ、両親健在野郎が父の日にこんな記事を書くのかというと、書きたかったから。笑
「両親がいる=幸せでない」と贅沢な悩みを感じる時期があった。
それが中学生のとき、私は不登校を理由として児童養護施設で一時期暮らしていたことがある。そこには様々な事情を抱えた子供たちがいて両親がいない子も中にはいた。
その子たちと触れ合う中でつい両親の愚痴や嫌のところを口走ってしまい、大喧嘩したことを機に両親について考えた。
今思うとこのぶつかり合いを10代で経験できたことはとてもありがたい。
父の日、母の日には感謝を伝えよう!!
ネットやテレビCMは明るくこのワードをよく使ったり、幸せな家族のイメージを流す。
もし、私に両親が居なく空気のように目に入ってくるこの幸せそうな動画や文字を目にしたら、当然みたくもないし、ブチギレる。
いるのが当たり前じゃねーんだよ!!
こんな感じに。笑
施設はそんな子もいたり、涙を流したりする子もいたり、一番心が痛んだのは慣れてしまった子を見た時だった。
仕方がない。
世の中は多くの普通で成り立ってる。
そんな感じに当たり前に合わせてくれる心の優しい子供になぜ両親が居ないのか、不思議でならなかった。
暗くはなるのかもしれないけど、多様性も考えてどーにかならないかなーと私は思うんですよね。。。
幸せの形はひとつではないし、両親がそこに必ずしもと限らないけれど、親という存在と過ごした時間は私にとってかけがいのない幸せな時間だったので。これもエゴかな笑
私を施設に預ける決断をした両親はコイツ将来こんな記事書くんじゃね?とまで見越してたのかな。笑
どんな理由であれ、私自身が家にこもって誰とも接することが無ければ書く未来も、人に興味すらもなかったと思う。
「かわいい子には旅をさせよ」
誰が言ったか知りませんが有名なことわざは本当に世の中生きていく上で必要だなと実体験を通して感じることができました。
昨今ではこういう親も減りつつあったり、近所付き合いもマジで皆無なのでnoteのような場所があって本当に良かった。
両親がご健在な方は言葉だけでも、LINEでも何でもありがとうと唐突に伝えられれば良いと思います。深く考えずに、軽い感謝で。完璧なまでにすると毎年あちらも対応がしんどいです笑
そして一番大事なことは、その感謝は決して当たり前にできることではないと自分に言い聞かせ、逆の立場の人の気持ちも余裕があれば考えてみて欲しいです。
もちろん当事者にしか分からないこともあります。しかしひとつ考えるのと、全く考えないでは大きく変わる部分があるので是非ここまで読んでくださった方に私は、マックス土下座でおねがいしたいです!!
平等は残酷ながらこの世にはありませんが、私は不平等を緩和させる言葉を人間は必ず持っているはずと信じています。だから今年も私は両親に感謝の言葉を贈るつもりです。
ありがとう。
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