プレビューと無駄話【H・清水戦】

中二日の連戦が続く川崎フロンターレは10連勝から一転、名古屋に敗戦、神戸に引き分け。やりたいサッカーをさせてもらえないように感じ、若干停滞気味…
この悪い流れをいち早く断ち切りたい
神戸戦から中二日、舞台はホーム等々力に戻って清水エスパルスと戦う

ACLの影響で前倒しになった神戸戦から中二日のフロンターレに対し、エスパルスはちゃんと1週間のインターバルを挟んで試合に挑む。
コンディションの差という点ではかなり不利になる

そこで鍵を握るポイントは「出場機会に飢える選手達」である
三笘や長谷川の活躍の陰に隠れていた齋藤学
ジェジエウ、谷口を相手にCBの座を狙う山村和也
山根とは違うストロングポイントをアピールしたいジオゴ・マテウス
守護神の座も例外ではない。
また、原田、神谷、イサカといった若い戦力にも期待がかかる

何よりあの男、バンディエラの帰還が誰よりも求められている
中村憲剛

この清水戦で憲剛がメンバー入りする噂が出ている
関係があるか不明だが、この試合のゲストにダンディ坂野さんが来場される
今季の憲剛のゴールパフォーマンスが「ゲッツ!!」であることから
「これに合わせて調整していたのでは?」との声も上がっている。

ともかく、ターンオーバーとまで言うつもりはあまりないけど、今までフルに近いくらいにプレーしていた選手は出来るだけ休ませてあげたいのが自分の気持ち

対する清水エスパルスは、リーグワースト2位の失点数を記録している
リーグ最多得点のフロンターレに対して守備を固めてくるとは思うが、そこの固さとフロンターレの体力が勝利への鍵にはなる
そのDF陣だが、前節ヴァウドが負傷退場。更にエウソンも欠場が続く。
もしや狙い目か?

個人的に気になるのは、西澤と金子。警戒というより、サイド攻撃を牽引するウイングのポジションであるため、対応する川崎の両SBに期待したい。

ここで無駄話
齋藤学について。

思えば2年前。当時高校2年だった2018年の冬。
確か月曜だった気がする。(違ったらごめん)
遅刻しそうだったので携帯を見る暇もなく慌てて家を飛び出し駆け込みで教室へゴールイン。
落ち着いてスマホを取り出したら、トレンドには「齋藤学移籍」という文字
和製メッシと呼ばれたあの齋藤学が川崎に来る
それまで移籍の噂すら流れていなかった選手。しかも隣町のライバルクラブの10番を背負い前年はキャプテンだっただけに思わず教室で声が漏れた

最近は三笘、長谷川によってポジションを奪われ出場機会がなかったマナブ。
それが重なってか、こんな噂が流れた
「齋藤学、ジェフに移籍か?」
マジか。でも状況から考えたら、ありえなくない話だった。しかもリーグ戦の名古屋戦が終わった後に流れてきた噂。三笘が負傷退場して怪我の程度が分からない、長谷川も復帰まで時間がかかる。左の本職が手薄になる恐れがあった。

そんな時に彼がこのクラブに来た時を思い出した。
前所属・マリノスのサポーターを中心に、多くのバッシングを受けたマナブ。言い換えると、それほどマリノスで愛されていたマナブ。マリノス残って安泰な道を歩む事もできただろう。しかし彼は川崎に行くことを選んだ。彼がここへ来るのには、相当な覚悟がなければできないこと。
そんな彼が「試合に出れないから移籍します」と簡単に言うとは思えない。
だから大丈夫だと思う。残って、このクラブで戦ってくれると思う。

川崎の星・齋藤学はそう簡単に折れるような男ではない。私はそう信じている。

覚悟を胸に、輝く姿を見せてくれ。

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