キレたら怖いという情報
よく『あの人は怒ったら怖いんだよ』とか『俺、キレたら怖いから』とかいう報告を受けるのだが、いつも思うのは
「その情報、いる?」だ。
人の怖さというのは、自分が何も予想ができない行動を取るという怖さであって、怒る=怖いというのは、私の中にあまり存在しない。
そりゃ怒りだした途端に、奇声上げながら両手でハンドスピナー回しまくってタップダンスを踊るというなら、それは怒ったら怖い人という納得がいくが、絶対そうではないじゃん。
まず、大概自分でキレたら怖いという男の人はまずキレない。
本気でキレたら怖いんだぞ、という単なるマウントであり、もしキレたとしてもただ大声で怒鳴り散らすくらいしかしないから、弱々しい女子には怖い存在になるだろう、くらい。
そして、大声で怒鳴り散らすだけのやつが私は大嫌いなので、そういうやつにはすぐさま正論だろうが異論だろうが反論しまくって、相手が諦めるまで口論を続ける。
所詮怒ったら怖い人なんて、別に怖くもなんともないのに、なぜ社会人にもなって人の怒り方に恐怖を感じる必要があるのか。
…もしかして、ちょっとそっち系統の人との関わりがあるのか?
それならまだわかるけど、私みたいなごく一般的な人間がそんな方々と関わるようなところにいるはずがないと思うので、そうではないんだろうね。
怒られるということに、慣れてない人が多い。
プライドが高い人も多いのだろう。
自分が怒られるということに対しての拒否感がすごい。
他人は自分のことをそこまで考えてないと思うんだよ。
考えてたら、こんなにギスギスした世の中は絶対あり得ないから。
別に怒られることなんて、自分の悪いとこを反省するためのものでしかなくて、自分が悪くないと思うなら、それはそれでいいんじゃないの?
やっぱり、自分がない人が多い。
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