つらさの感じ方

ふと、仕事の帰り道に思う。

最近の悩みのつらさは、過去のつらさとはなんだか違うな、と。

今まで生きてきて、半年くらい前までの私がつらいと感じた時のつらさは、全て自分のせいで起きている問題で、自分がダメな人間だからそういう問題が起きてしまう、だから自分がもっとちゃんとしなければいけないんだ、とつらくなっていた。

ここ最近、落ち込んだりした時のつらさは、自分も悪いけど、運やタイミングがたまたま悪かっただけだし、そんなに気にする必要はないよなぁ、くらいのつらさ。

なんとも説明が難しい。

ものすごく簡単に要約すると、私が失敗した時に、大切な人達から嫌われると思っていたものが、別に大切な人達から嫌われないから大丈夫と思えるようになった、ということかもしれない。

私はちゃんとした良い人間だから人に好かれていたと思っていたけど、別に私だから好かれていたのだ、と思えるようになった、ということ。

「良い人の私」を好きなのではなく、「私」を好きで一緒に居てくれる。

そういうことが理解できてきてきたのだろうと思う。

まぁ、未だに「私」を好きな理由はよくわからないのだが。

前までだと、何かに失敗するともう人生すべてが終わったような感覚になってた。

今は、一瞬そうなるものの、その感覚でいる時間がだいぶ減った。

それが一つ大きな変化ではある。

その変化によって、つらいことのレベルみたいなものがだいぶ下がったのは、とても楽で良い。

きっと私にもわからない、私の良さがあるんだなと認められたのかもしれない。

今までは、良さというのは私が努力したり頑張らないと発揮されない、見てもらえないものだと思っていた。

でも私と一緒にいてくれる人達は、多分そういうところ以外の、私そのものの良さみたいなものを見つけてくれているのだろう。

私にもわからない、私の良さか。

今度聞いてみようかな。

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