人生を甘くする

社会に出ると「人生は甘くない!」とか「仕事は甘くない!」と叫んでる人がいるんだけど、そういう人達に限って『人生甘くみてんなぁ』ってことを平気で言ってる。

そもそも「人生甘くないんだ」って相手を説き伏せようとしてるけど、そんなんで簡単に人が説き伏せられるなら、世の中はとっても甘々だよ。

「仕事は甘くないんだ」と言ってる人は「仕事は辛いのが当然。昔からの流れで大変なことをやろう」みたいなことを遠回しに、良いことのように叫んでたりするけど、そんなことで商売が成立するなら、コロナで社会が変化したことくらいで、こんなに苦労しない。

「甘くない」理論の人より、「甘い方がいいから甘くしてやろう」理論の人の方が絶対強いに決まってる。

苺農家が「うーん、うちの苺甘くならないなぁ」となったとき「まぁうちの苺が甘くないのは、そういう苺だから仕方ないんだ」と売り出してしまったら、一生甘い苺はできない。

それじゃ売れないから「どうやって甘くしようか」と考えて、色々な品種改良を行う。

「人生甘くない」理論は、そもそも人生を良くしようとすることから逃げてしまっているので、甘いだとか、甘くないだとかそういう次元のもっと下にいる。

どうすれば、人生が甘くなるのか、仕事がチョロくなるのか。

例えば私なら、自分の時間を作りながら、尚且つ自分が好きだと思えることに触れながらできる仕事がいいなと思う。

そのために、リトミックを勉強して、これからはメンタル系統の勉強を始めようとしている。

リトミックは子どもに関わることで、子どもに関わるということは自ずとその親達とも触れ合うことになる。

子どもを持つ親達も、初めての子どもだったらどうしていいか、何をしたらいいかわからなくて、自分を責めたり、人を責めたり、ギスギスしてしまっている人もいるだろう。

私自身、まだ子どもを持たない人間なので、このままだとあまり口出しもできないが、心に対する勉強をすれば、もしかしたらそういう親達の何か手助けになるのではないかと思ったのだ。

それが正解かどうかなんて、わからない、

でも、まず動き出すことが一つの機会であり、人生を甘くできるかもしれない一歩だと思う。

それすらもしないやつらが、ちょっと失敗した人のこと見て「あいつ甘ったれてんなぁ」みたいな発言してんじゃねえよ。

何も動かないで、成功どころか失敗すらもできないようなやつが、口だけ偉そうに出してる方がよっぽど人生甘く見てる。

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