【アマプラ】水曜日が消えた
私の好きな映画といえる映画ができたかもしれない。
アマゾンプライムビデオで鑑賞した『水曜日が消えた』
中村倫也さん主演。
たまたまその前に「屍人荘の殺人」を見ていて、それに出ていた中村倫也さん。
そのあとたまたま見ていた「内村さまぁ〜ず」の前のアマゾンプライムビデオの広告で『水曜日が消えた』の予告を見る。
「水曜日が消えた、とはそういうことか」と思い、見始める。
※少しネタバレ的になってしまったらすいません※
曜日毎に人格が変わる人のお話なんだけど、物語は物語でとても面白かった。
火曜日の人格で物語の大半は進むのだけど、物語より何より、中村倫也さんの演技が素敵だったからかもしれないけど、火曜日の人格がとても良いと思った。
一番好きなシーンが、火曜日が初めて図書館に行った日。
真面目な火曜日が病院に電話しようとして、図書館が開いてることに気づき、電話をやめて図書館に向かうあの表情。
はじめての図書館という空間を感じ切っているんだろうなぁという雰囲気。
それが本当に素敵だった。
新しいことに素直に喜んで楽しむ姿が素敵だった。
部屋の机とか食器とか冷蔵庫の中とか、それぞれの曜日の好みに合わせてるのとかを見て私が思ったのは、別にいつもの私じゃなくても良いんだなぁって。
もちろん映画の中の作り物の世界の人だけど、なんだか「別に常にいつもの私でいなくても、曜日ごとや気分で人が変わるのは当たり前で、それで別に良いんだよ」って言われたような映画だった。
面白かったなぁ。
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