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武蔵野市自由講座の第6回「みんなが力を発揮できるチームづくり②」を開催しました

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こんにちは。社会福祉学科の柳です。

武蔵野市自由講座の第6回は「みんなが力を発揮できるチームづくり②」をテーマに、特定非営利活動法人市民プロデュースをはじめ、様々な場で活躍されている平田隆之先生をお迎えしました。

今回も、前回に引き続きチームづくりに焦点を当て、ソフトスキルの一つであるファシリテーションについて学びました。

最初に協働とは何かについて考え、協働が必要とされる背景、そして協働と対話の関係について講義を頂きました。

少子高齢化による人口減少をはじめとする諸課題は、行政が持つ資源だけで対応するのが困難であるため、これらの課題を解決し、暮らしやすいまちにするためには、多様な主体が協力し合い、対話の場を設け、話し合いの質を上げることが重要とのことでした。

協働とは何かについて学びます

次に、話し合いの体験ワークをしました。手元にあるA4用紙に、以下の問いについて、各問いにつき2分間、思いついたことを書き出します。
・問い1 わたしたちのまちのいいところ、残すべきことがあるとしたら?
・問い2 わたしたちのまちの改善すべき点、解決すべきこと、近い将来、困ることがあるとしたら?
・問い3 わたしたちのまちが良くなるためにわたしが(主体的)取り組める小さなこと、取り組めたらうれしいなと思うことがあるとしたら?

思いついたことを書き出しています

その後、一人当たり30秒間、書いたものをグループメンバーに見せながら報告をします。

聞いた内容をグループのメンバーに共有しています

みんなが力を発揮できるチームづくりの土台となる事実・現状というのは、話し合いを通して生まれます。多様な主体が参加する話し合い場を設計・運営するためには、様々な専門的なスキルが必要となりますが、そのスキルの一つがファシリテーションであり、その話し合いを上手く促進するのがファシリテーターの役割です。

最後に、そのファシリテーションについての講義と、会議ファシリテーションの10のコツについて資料を提供いただきました。このコツは家族会議においても活用できるようです。

平田先生、貴重なお話ありがとうございました。

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