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武蔵野大学社会福祉学科Global Social Work

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多文化共生ソーシャルワーク論の授業の様子や、学科の国際的な交流について発信しています。ローカルとグローバルの両方の視座をもった学科の取り組みをご覧いただけたらと思います。
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#カンボジア

海外ソーシャルワーク実習(カンボジア実習)を行いました~オンライン編~

社会福祉学科教員の永野です。 先日のnote記事でもご紹介した通り、武蔵野大学社会福祉学科では、2年生以上の学生を対象に「多文化共生ソーシャルワーク論」の授業と「海外ソーシャルワーク実習(以下、海外実習)」が行われています! 今年は2名の学生が、2月19日(日)~2月25日(土)に実施されたカンボジアでの海外実習に、国内からオンラインで参加しました。教員チームは、渡邉浩文、小高真美、永野咲がサポートを担当しました。 オンラインとはいえ、現地とつないでのライブでの実習です

海外ソーシャルワーク実習(カンボジア実習)を行いました~その3~

こんにちは、社会福祉学科の木下です。本日は、実習4日目、5日目の様子を報告します。 3日目の休息日(アンコールワット遺跡の見学)をはさんで、4日目を迎えました。この日の内容は、ここまで聴きとりを通して得た情報にプラスして必要と考えられる情報の再アセスメントが中心でした。 各学生、教員が、チェックインとして今の気持ちを一言ずついって共有したのち、1,2グループはAさん、3グループとオンライン組はBさんに再度質問する時間を設けて頂きました。初めてのアセスメントと比較すると、み

海外ソーシャルワーク実習(カンボジア実習)を行いました~その2~

こんにちは、社会福祉学科教員の木下です。 今回は、海外ソーシャルワーク実習(カンボジア実習)実習1日目、2日目の様子を報告します。 1日目の朝です。初めてSUSUの工房を訪れた学生たちは、少し緊張気味でした。現地のカンボジア人のスタッフ4人、日本人スタッフ3人がご対応くださいました。実習を運営してくださるのは、毎年お世話になっている後藤さんです。ただ、今回はご都合によりオンラインからのサポートのため、現地で中心的に運営をしてくださるのは、インターン生の岡本さんです。 学

海外ソーシャルワーク実習(カンボジア実習)を行いました~その1~

こんにちは、社会福祉学科教員の木下です。 武蔵野大学社会福祉学科では、2年生以上の学生を対象に、社会福祉士養成課程にはない「多文化共生ソーシャルワーク論」の授業を設け、グローバルなソーシャルワークの学びを提供しています。この授業の延長線上に今回ご紹介する「海外ソーシャルワーク実習(以下、海外実習)」があります。 海外実習は、2017年よりNPO法人SALASUSUと連携し、実習を構築してきました。SALASUSUは経済的・社会的に脆弱な人々が、社会でしなやかに生きていくた