仕事の休み方～「休む」をトレーニング中～

このnoteは6期ビジネスコミュニティとSHEメイトさんを繋ぐ特別企画。9/5~9/18までは「仕事の休み方」をお題に、私たちビジポジとSHEメイトさんで想いをシェアしていきたいと思います。今後も様々なお題を展開予定なのでお気軽に投稿ください。投稿方法などの詳細はSlack 03_ビジネスコミュニティチャンネルへ。

「倒れるまでやれ！人間なかなか倒れないから。」
そんなことを昔から母からよく言われていた。

そして本当に倒れるまで休まない人間になってしまった。

初めて倒れたのは大学生のときだった。
バイト中、休憩なしで6時間働き続けているときに倒れた。

2度目、立てなくなったのは社会人になり、
育休から職場復帰して7か月のときだった。

休み方がわからない私は、
今現在進行形で休むトレーニング中だ。

頑張る私の呪い

私の頑張りすぎな性格は、客観的に見ても人を不安にさせることがある。

「頑張っていないとダメ」という呪いが私の心の奥底に根付いていて
なかなか離れてくれない。

「頑張ってるね」と他者から認めてもらえても、私がまだ認めない。
だから頑張りすぎてしまう。

休み方がわからない

「抜けるところは抜いていいんだよ」と上司にも先輩にも、何度も言われたことがある。

そうはいっても「抜けるところ」がわからないのだ。
全部全力でやらないと悪のような気持ちが強かった。

しかも、頑張るということは程度を測ることが難しいため、
私の場合は時間を多く費やすことが正義のように思っている部分もあった。

身体や心が苦しいサインを出し始めて、
「このままでは倒れてしまう」というのが見えてもまだ休めない。
だって、倒れてないから。

会社を休職をすることになるまでの1か月間、
何度も休むかどうか悩んでいた。

旦那さんに泣きながら「休み方がわからない」と連日言っていた。

そんなある日、通勤電車で立てなくなった。
過呼吸になって駅員さんに運ばれた。

私以外のために、やっとお休みする

大阪梅田の駅の救護室で横になりながら
「このぐらい平気。ちょっと休んだら仕事行こう。」というまだまだやれる超ブラック企業精神の自分と、
「倒れるまで頑張ったから、やっと休める。」という休むことができることに安堵している自分がいた。

硬く張っているお腹に向かって「無理してごめんね。」と言った。
この頃第3子を妊娠中だった。

妊娠していなければ、おそらくそのまま会社に向かったと思う。
でも、自分だけの身体ではないこともあり、
ひとまず今日はお腹の赤ちゃんのためにも休もうと決心して心療内科を探した。

初めて診断を受けてそのままお休みすることになった。

私は結局、私以外に迷惑をかけないためにお休みをした。
でも今後は未来の自分のためにちゃんと休みたいと思っている。

毎日続いていく明日のために休む

無理をすることはあっても、無理をしすぎることはやめたい。
倒れる前に休む方がいいとわかっているのに、
まだまだ休むのが難しい私がいる。

休むことはサボることではない。

明日もその先も頑張れるように準備をすることなのだ。

毎日毎日、全力で走っていたら地面も穴ぼこになるから
ちゃんと立ち止まって整地をする日が必要なんだと
自分に言い聞かせている。

明日の私が頑張るために、今日は早めに寝ることにしよう。