家飲みの素晴らしさ

在宅勤務をしていることで声を発する機会がめっきり減った。
今の自身の業務が1人で出来ることであるため打ち合わせも少なく、作業をしていると夜になっている。プログラムがうまく動かなくて独り言で悪態をつくぐらいで会話はもちろん言葉を発していない。

土日をそんな風に過ごすことは慣れていたが、これが1週間も続くと意外とストレスが溜まることに気づいた。コミュニケーションを取れないことへのストレス…。きっとこれは初期症状的なもので慣れればなんてことが無くなるのだろうが、今は誰かと話したいと思うのだ。
これは私だけでなく周りの友人も何と無く同じ気持ちなのではないだろうか。その所為で最近「リモート飲み」という行為が流行っているのだと思う。

コスパ最強リモート飲み

リモート飲みの素晴らしいところは、そのコスパにある。
お酒もつまみもスーパーで買えば安い。
店で飲むと安くて1杯400円くらいするお酒も缶で買えば100円台で買える。(ビールはもう少し高いけど)最近はレモンサワーの元を炭酸水で割っているため更に高コスパである。

1回のリモート飲みでかかる費用は1000円以下である。普通に飲むと1回4000円〜5000円であるのと比較するとめちゃめちゃ安く上がる。
飲み会の目的によりけりだが、集まって酒飲んでくだ巻きたいレベルの飲み会であればリモート飲みで代替は可能だ。

お通しも、時間制限も、終電もない

家で各々が飲んでいるためリアル飲み会の頃にあった煩わしいものが一切なくなった。2時間縛りで次の店を探したり、そこでまたクソみたいなお通しで500円取られたり、集合が遅れると終電があって十分に語れなかったり…。
リモート飲みにはそんなものが存在しない。好きなだけ話せるし、解散した後家に帰る必要がない。だってそこが家だもの…。だから帰る時間を気にせず楽しめる。
リモート飲み、すごくないか?

それが実現できるIT基盤が強い

リモート飲みには今話題のZoomやお手軽に使えるLINEを使っているが、品質は結構良い。声も聞き取れるし画質も良くはないが耐えられないレベルではない。個人的なやりとりをするレベルでは十分なレベルだ。
おそらく4、5年前では個人がここまでするのは難しかったのではないか。今のITの技術進歩に改めて驚かされた。

個人のコミュニケーションが対面形式から、PCやモバイルを介したものに変わっているこの今の状況がSFっぽい感じがして少し好きだったりする。
外は瘴気に満ちており人々は外に出ることが出来ず、直接のコミュニケーションが取れず、アプリを用いて行っている…なんてディストピアだな、と。

ここまでリモート飲み良いね!って書いてきたけれど、やっぱり美味しい食べ物と美味しいお酒は家飲みじゃ難しいので、外に飲みに行きたいものだ。

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