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廃墟往訪、そして蔵開き&郡上南天フェス

実は廃墟好きな私。
とはいえ、実際に行くのは結構ビビリだったりするので、いつもネットの画像を見てニヤニヤしている。

とある日、友人のカメラマンと行ってみたい廃墟の話になり、その場所を調べていたのだけれど、気候的に今は厳しそうなので、近場で何処かないかなぁと検索していたら車で20分ほどの場所に廃墟があることが判明。

友人に情報を共有するためにも、年内にはロケハンしたいなと思いスケジュールを確認する。
お店の営業日だったり、クリスマスだったりと空いている日が一日しかない。
12月9日だ。
この日はグラノーラで使わせてもらっている、酒蔵の蔵開きの日。
そして郡上八幡で郡上南天フェスが行われる予定。


元々歯医者に行って、長良川鉄道に揺られのんびり蔵開きを楽しもうと思っていたのだけれど、どうしてもこの廃墟に行きたいという思いが溢れ、
スケジュールを大幅に変更。
歯医者→廃墟往訪→蔵開き→南天フェス

よし、これだと思い、車を走らせる。


家から約20分。着いたのは、相生小学校分校。

ネットの情報の通り、見事な廃墟。朽ち果てている。
立ち入り禁止なので、柵の手前から撮影。

道路の横からも撮れた。

開校から110年くらい経過しているとのこと。

110年前っていったいどんな時代だったのだろう。
かつてはここにたくさんの子どもが学びに通っていたのだ。
ここへ訪れる道中の民家の数や、朽ち果てた空き家の様子を見ると、なんだか不思議な気分。

相生小学校分校がある、岐阜県郡上市は過疎地域にもなっており、移住を推進してるとはいえど空き家問題はまだまだ解決していないし、人口も減っていっている。

ムスビノカナデのある美並地域も人口減少が目立つ。


郡上の未来はどうなっていくんだろう。


人任せにしないで、私もきちんと向き合って行動していきたい。



そんな真面目なことも考えながら、次は蔵開きへ。


お酒の試飲は今回はできないので、新酒や蔵開き限定の無濾過生原酒を購入し、胸はホクホク。
(さっきまでの真面目な自分はどこへ行った)



お次は郡上南天フェス

友人の母ちゃんズで運営している、南天フェス実行委員会。
それぞれ家庭や仕事など色々忙しい中でも、熱い思いで活動していて、郡上八幡を盛り上げているその姿に、力をもらえる。

みんなお疲れ様。
1月のムスビノカナデでの南天ぼんぼんワークショップもよろしくね。


この日はエバナタウではオトヒメリーというイベントが開催されていて、お店の前ではゲリラプリントライブが。

企画者のayakoちゃんの投稿より↓

●残布・廃インクでその場でシルクスクリーンプリント可能
●ご自身のトレーナーや手拭いなどの持ち込みも歓迎
●参加費はドネーション制、全てガザ地区の医療支援へ寄付

それぞれ、思い思いにプリントを。

色も、柄も自分で選ぶ。

私は着ていた服にプリントしようかと、その場で脱いだんだけど(中学生みたいなことをするなと笑われた)
結局、オトヒメリーに出店していたラブデリックの古着のジーンズを購入し、そこにプリントした。

シルクスクリーンといえば、上村考版さん。
そして郡上の素晴らしきアートディレクターの大ちゃん。
私が離婚したばかりで仕事を探していたときに、助けてくれた有難き存在です。

両面に刷って、出来上がりはこんな感じ。


戦争なんてこの世から無くなればいい。
身の回りの小さな争いも。

みんなが心穏やかに幸せに暮らせるように、私は私ができることをコツコツとやっていく。

ただ、自分の心が満たされていないと、活動する気力も足りないので、私はまず私を満たしてあげることにする。

私の中で愛が溢れたら、周りへの愛も溢れてくるんだろうな。


自分の気持ちのままに動いたこの日。心だけじゃなく、体も満たされて、心身ともに気持ちよかった。


"自身の快楽を追求する"これも私の人生テーマだな。
この辺りに関しては、また別の機会に綴ってみたいと思います。

みんなで笑い合える、そんな幸せな1日でした。

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