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緊急時(新型コロナなど)の広報のあり方

こんにちは。
ムスビノ(赤)彦坂です。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、この数ヶ月のうちにいろんなもののあり方が大きく変わっています。
ゴールデンウィークにもかかわらず、StayHomeを呼び掛けられたり、帰省もオンライン帰省をすすめられたり。
小二女子のおかーさんとしては、ゴールデンウィークは始まったばかりですが、すでに過ごし方にマンネリを感じています。。


大きく変わっていくものの中で、「広報のあり方も変わっていっているのかもしれない」、と感じています。

広報のKPIの立て方は、企業によって様々かと思います。
大きくは、広報活動による状態変容の手前で、

・プレスリリースの配信数
・メディアアプローチ数
・(その結果の)露出数(これを本数で換算するか、広告換算するかなどいろんな換算の仕方がありますね)

この辺りで目標を立てることも多いかと思います。

■メディアリレーションの取り方が変わってきている?

新型コロナウイルスの影響で外出が難しくなっている今、
”メディアアプローチ・メディアリレーション”のあり方が大きく変わっているかもしれません。

以前は私は、メディアへの訪問した時、その近くにオフィスのある別媒体の記者さんに「たまたま近くにいるからよかったら会いませんか」などと言ってアポイントを頂いたりしていました。
これは、近くにいることがなくても、よく言っていて(笑)
いわゆる会うための口実的な部分があったのですが、今はそれができない。
ライトな面談の約束がとりずらいように感じています。

一方で、訪問する移動時間がなくなった分、1日に何人ものメディアの方とZoomで話す企画が増えたり、
メッセンジャーなどで連絡を取る機会が増えたりして、コミュニケーションの総量は増えています。


メディアの方は、情報収集の方法も変わってきたりしているようで
新規のアプローチが減ったものの、リレーションのある広報担当からの連絡が増えたという話も聞いたことがあります。

広報担当者としては、新規のメディア接触の数も担保していたいところですが、記者クラブにも行けず、代表電話に連絡しても担当者につながる可能性も低く、難易度が格段に高くなっています。

書かれた記事をよく読んで、SNSなどを上手に使って新規接触をするのが、今は良さそうです。


■コロナネタ以外のテーマはリリースしづらいのか?

これは私にも今明確な解はなく。

ただメディアや広報仲間、ムスビノで話している限りだと、
報道は少なくとも新型コロナをテーマにした記事に今は注力しているという声をよく聞きます。
4月25日の朝日新聞朝刊の1面にも、
新型コロナウイルスの取材を強化する旨のコメントがありました。

「在宅リモートワークの記事のPVが上がった」「事業内容を柔軟に変化させている企業に注目している」など
新型コロナに紐づいた記事構成で検討しているメディアが多かったように思います。

したがって、コロナと一切の関連性のない文脈でのプレスリリースというのはもしかしたら今はニーズとずれているのかもしれませんね。


ムズビノでは、知見やメディアキャラバンなどをシェアしながら活動しています。在宅期間が長い今、二人の存在がとても心強く感じています。


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