コロナ禍での新規のメディアアプローチ、どうしてる?という話
ムスビノ(赤)彦坂です。
ムスビノでは週1回、1時間ZoomでMTGをしています。
話題は広報支援先のクライアントの状況の共有、メディアインサイトからコロナ禍での在宅ワークと育児の苦労話など、広範囲のテーマで話しています。(議事録できっちりというより雑談、相談ベースでゆるりと)
コロナによって広報のあり方や進め方が大きく変わった部分もありますが、その中でも時折議題にあがる新規のメディアアプローチについてを今日は書こうと思います。
■新規アプローチ、これまではどうしてた?って話
前回の記事でも触れましたが、これまで私の新規アプローチは割と飛び込み型で(笑)、今会いに行きます、スタイルもよく使っていたなと。
このやり方は移動に工数がかかるものの、何か手持ちのニュースでキラリと光るものがなくてもお会いするきっかけや連絡するきっかけができたり、情報交換していただけることで宿題が生まれ、次につながったりすることもありました。
(話が少し逸れますが、連絡するきっかけや理由づけって広報担当から連絡をうけるメディア側の方はどんな風に感じているのだろう??)
その他には記者クラブに行ってご挨拶きっかけで情報交換したり、広報仲間経由で紹介しあったりというのが主な方法でした。
■コロナ禍での新規メディアアプローチはどうすればいいの?
・新規で電話連絡してみても担当の記者が出社してない
・この時期記者クラブに行っても大丈夫なものか
・メディアに会いに行けない
3月下旬あたりから各社リモートが開始されて以降、こんな悩みを感じたり、周囲から聞くことが多くなりました。
新規アプローチの中でも、メールアドレスや連絡先を全く知らない相手への接触は、コロナ禍では難易度が格段に上がったように思います。
外出自粛の中で記者クラブに行きにくかったり、メディアにもなかなか訪問しにくかったりしました。
私やムスビノとしてやった方法は、
・ムスビノオンラインキャラバン
・記事から記者名を見て直接連絡
・問い合わせページから直接連絡
ムスビノのメンバーは記者レクを実施したり、記者クラブに行ったりしていたのでもっと記者との接触頻度は高かったと思います。
オンライン記者勉強会の記事は前回、黒崎さんが書いてます!
結果、意外と直接連絡してみても、返事をいただけることが多く普段よりも充実したメディアアプローチができました。
一概には言えませんが、コロナ禍で広報からの新規アプローチの総量が減っていて、みてもらえる機会が増えたのかもしれません。
基本に忠実!
記事をよく読み込んで、記者の関心領域を予想し、接触すると角度は高まる
これに尽きる、そう感じたコロナ禍です。
広報業務はプレスリリースをとっても、メディアアプローチをとっても、『これで一発解決!』みたいなウルトラC案はなく、地道な作業の繰り返しに尽きると改めて感じています。
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