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仕事内容を聞かれると焦る話

どうも、ムスビノです。今回は高橋が担当しています。


たまーに、最近知り合ったママ友やご近所さんにちょっとした世間話で「お仕事は何をされてるんですか??」って聞かれます。

毎回わたしは、「えーっと、自営業でして、、あっ滅相もない 汗。会社とかやっているわけじゃなくて。えっと、、フ、フリー、フリーランスでして。ピーアールっていうか、、企業の広報支援とか(ごにょごにょ)」となぜか、うわずったりしながら自分の仕事をうまく説明できないばかりか、怪しげな回答をしています。

なぜこんな感じになってしまうのか。

「広報支援」「PR」の仕事範囲がどこからどこまでを指しているのか、自分でもよく分からず、ましてや簡潔に説明するのが難しい。そこに「フリーランス」であったり「自営業」というキーワードが入ることで、ますます「この人は何をやっている人なのだろうか。本当に仕事しているのだろうか??」という疑惑が生まれるのではないか、、と勝手に危惧してしまい、うまく回答できずにいます。(考えすぎ)

余談ですが、以前保育園の先生に「広報支援をしています」とお話したところ、「(少し間があって)区役所の広報誌を書いてらっしゃるのですか?」と言われました。ちょっとやってみたいなと思いつつ、業務範囲内ではあるけど、「あぁ、えっと、はいぃぃ」と、なんとも間抜けな返事をしてしまいました。

だからと言って、冒頭のような世間話の延長にある「お仕事はなにされてるんですか??」の質問に対して業務内容の細かい説明なんて求められてないだろうし、、、おそらく模範解答は

「●●(駅名とか地名とか、まぁたまに会社名とか)まで通ってます(ニッコリ)医療系のお仕事です」「そうなんですね、わたしは●●●までなんですよ〜。大変ですね〜(ニッコリ)」

なんて感じのフラットな会話なのではないか。。。と勝手に想像している自分がいるから、ますますうまく答えられず、けっきょく先回りしすぎた結果怪しげな返答をすることに。(考えすぎ)

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で、なにが言いたいのかというと。広報・PRは仕事内容が多岐にわたる上に、なにをやってるのか自社内やクライアントにも理解されにくいなぁと。

「広報ってなにやってるかよく分からない問題」ですが、これはオンラインが増えた今だからじゃなくて、以前から言われてまして。例えば、広報のもっとも分かりやすい成果といえば「メディア取材」で、メディアさんに取り上げていただけると、「うむ、うちの広報は頑張っているな」という評価に繋がりますよね。

でも、ほとんどの場合、わたし達は気まずい雰囲気の中で記者さんにゴリ押ししてみたり、とにかく調べて調べて資料と情報の整理をしてみたり、プレスリリースを何度も書き直したり、ときには社内(クライアント)からは無料で出せる広告宣伝のように扱われたりしながら、記者発表会当日まで眠れない日々を過ごしたりしているわけです。

わざわざお話することでもないのですが、たまに言わないと、「あいつはちゃんと給料分の仕事をしてるのか??」って解雇されちゃうかもしれない。クライアント様からはお金をいただいている身なので、こんなにがんばりました!!って言ったとしても成果が目に見えなかったら意味がない。この兼ね合いが本当にやりがいあるなと感じます。(なかなか伝わらないかもですが、ドMなので喜んでおります)

広報に限らず、フリーランスで時々しか会社に来ない存在だと、何してるのかよく分からないし、なんだか成果も見えにくいので、何も提示しないままだと、信頼に繋がりにくいのではないかと考えています。

とくに最近はオンラインになったこともあり、可視化と信頼構築のためにもめちゃくちゃログをとっています。メディアさんに連絡したログ、mtgしたログ、取材の出来栄え、記事のクリッピング、議事録などなど、PC画面のこちら側が見えていないのをいいことに、いろんなことをメモ書きで残しているのです。(果たしてこれが信頼を得る方法なのか、成果につながっているのか甚だ疑問ではありますが)

広報業務でなくても「ログをとっておく」というのは、何かあったときに自分を守ってくれるかもしれないし、あとで見直すと頭の整理になります。何よりも自分で残したデータをクライアントや一緒にお仕事しているメンバーと共有して、成果に繋がるようブラッシュアップするとなんだか仲間感が増すので、わたしは気に入っている作業です。

ぜひ、皆さんもやってみてください。と言うつもりはありません。わたしのことなので、きっとすぐに飽きてしまいそうです。そして、次の方法を見つけて自分なりに改良していくと思います。むしろ、他におすすめの方法があれば、広報の説明を簡潔になんて伝えたらわかりやすく、なおかつご近所さんとも話が弾むのか、、、と合わせて、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。




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