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コトバって

コトバって
からっぽの箱のようなもので

その箱のなかに、いれるものが
ひとりひとり、ちがうこともある。

だから
あなたはこの箱になにをいれてるの?って
お互いの箱の中身をさいしょにはなしたほうが
いいときも、ある

コトバをどんなふうにつかうかも、人それぞれ。

考えに考えてコトバにする人もいれば
思ったことをポンと、すぐコトバにする人もいる

ほぼ、じぶんの中できまってコトバにする人もいれば
ポンポンと思っただけ。でコトバにする人もいる

決定事項をちゃんと確認したいひともいれば
会話のながれで、なんとなくよみとってよ。ってひともいる

コトバ。というものに重きをおいている人もいれば
ただいっただけ。というひともいる。

ひとつひとつの箱の中にいれるものを吟味する人もいれば
中身はいつもいっしょ。みんなもいっしょでしょ!とおもっている人もいる。

コトバそのもの。にしばられるひともいれば
コトバは箱でコトバをこえたものでやりとりするひとも、いる
コトバをはなしているけれど、コトバはきごうで、テレパシーみたいなトキも、ある。

コトバにしないほうが
コトバ以外のことのほうが、伝わるときも、ある。


コトバにするのがもったいない。そう感じることも、ある。


おおきくて、壮大なものが、ちっちゃな箱にいれられちゃいそうで。

コトバだからこそ、感動することが、ある
伝えられることが、伝わるものが、ある

コトバは
たいせつで
べんりで
わかりやすくて

コトバは
ふくざつで
かんちがちや、すれ違いをうむコトもあって

コトバは
おくぶかくって、おもしろい

コトバって
人をえがおにしたり
うれしくなったり
あの、瞬間を忘れなかったり

コトバって
ときに残酷だったり
ひとつのコトバに
苦しみつづけることも、ある
あの、コトバによって、あのときをなんどもくりかえしてしまう

コトバって

コトバって
おもしろくって、うれしくって
せつなくて、こわい

コトバって
不思議で、おもしろい、いきもの

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