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太陽と月のおはなし




みんな、今日も自分を愛してやれましたか?

めるです。
初、コラムというか エッセイというか
長々と言葉を綴っていきたいと思います。
どうぞお付き合いください。よろしくね。



最近、太陽と月のことを考えてる。
どんなことかというと、"太陽のような人だ" というような言葉はよく耳にするし、"太陽のような人だ"と感じる人に出会ったこともある。
でも、"月のような人だ"という言葉はあまり聞かないな。なぜだろう、てな感じ。

そこからふと考えた。
わたしはずっと、"太陽のような人"に憧れていたし、羨んでいたし、妬んでもいた。


なぜか。答えは簡単。


わたしでは成れなかったから。わたしに無かったから。
その憧れのような嫉妬のような感情を抱いてから、わたしではだめなんだと悲しくなったりもした。
気持ちは根深く、何年も何年も、今だって
顔を出すことがあるその気持ち。

でも不思議なことに、今のわたしは
太陽に成れないことを 良い意味で諦めている気がする。
その代わりに、月に成れるような気までしているよ。
明るい空の明るい太陽じゃなくて
暗い空にひとつ、灯りのような月に。
見上げたとき、見上げた人の視界が
柔らかな光に包まれるような、月。
満ちたり欠けたり 色々あるけど、光には変わりない。
夜道をそっと照らすような、月になれたら。

なんて。
そんなことを考えていた。
それから、成りたいものと 向いている、合ってるものは 別物として考えられるようになった。もちろん落ち込む日だってあるけれど。


足りないものを数えるのはそれはもう簡単で
無いものをあげたらキリがない。
だけどそうじゃなく、あるものをあるだけ使って生きていけたら、そんなに人生、悪くない。


幸せはなるものじゃなくて
気づくものだって、ずっと言ってるけど
ほんとにそうなんだよ。
当たり前はひとつもない。

おはようありがとうごめんねおやすみ
愛してる

他愛もない全てが、実は宝物なんだ。


あなたの夜が少しでも穏やかであるように
見上げた先に柔らかく光る灯りに、どうか心救われますように。

大丈夫 さぁ寝よう。
明日は晴れるかな。
きっと、きっといい日になるよ。

大丈夫。


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