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タッセルローファーのすゝめ。

こんにちは。

夏の革靴の代名詞"ローファー"

本日は男の憧れ"タッセルローファー"について。


タッセルローファーの起源は意外と歴史は浅く、1948年のアメリカ発祥。

そもそもタッセルとは甲部分についた"房飾り"
のことですが、元々はヨーロッパのカーテンや衣装装飾に用いられていたものを靴に転用したのが始まりとされています。

俳優ポールルーカス氏が
イギリス国王が履いていたタッセル紐靴に憧れ、イギリスで購入した靴を持ち帰りアメリカの靴屋へ製造を依頼。

"タッセルを使って履きやすい靴を作って"
と2つの違う靴屋に片足ずつ預けてオーダー。
そのオーダーを受けた靴屋は、どちらも同じ靴メーカーに作成を依頼しました。
そのメーカーが皆さんも良く知るオールデンです。


ヨーロッパ貴族の靴に憧れたアメリカ人がアメリカ的思考で作り上げたアメリカントラッドシューズがタッセルローファーなのです。


その後1957年にアメリカントラッドの代表格であるブルックスブラザーズがタッセルローファーをリリース。
瞬く間に大ブレイク。
靴紐のフォーマルさとローファーの軽快さがこの靴の最大の特徴であり、特に弁護士に人気沸騰となった靴。

汎用性は高く、ON/OFF兼用に履ける靴として
仕事でスーツやジャケットに合わせて、
休みの日はデニムに合わせる。

両極のスタイリングを可能とした靴なのです。

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そんなタッセルローファーをMAKERSが初製作。
MAKERSユーザーとしては、待望の新作。

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⁣付けられた名前は
SACER -サクレ-

使用された革はイタリアの高級カーフである
"RUSSO DI CASANDRINO"のKING MP カーフ。
国内だとほとんど使用されていない希少なものになります。
履き込んで磨けば磨くほど艶を増すそんな革です。

左が新品、右が着用後1度ケア済みのもの画像3



ヒールにはコマンドソールを使用。画像4



アッパーより下のソール部分を出来る限り軽くして作られているため、これまでのローファーよりも踵の浮きが軽減されております。

履き口の設計もより足にホールドしやすいように包み込むような作りに。画像6


⁣木型はローファー専用の木型であるTGM-003を使用した、モディファイドラストの設計。

Eワイズでウエストの土踏まず部分は浅めでシェイプされており、抜群のフィット感を生み出しております。



マロンカラーはMusterWerk別注カラー。

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デザイナー様も最高の出来と声を上げるほど。
簡単に使いたくない言葉ですが、
とてもおすすめです。

それではまた。

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MAKERS
SACER
¥65,000+tax
black/marron
サイズは6hから9までのハーフ刻みでご用意しております。




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