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高配当株スイング投資法

※目的:高配当株スイング投資法の紹介。
※所要時間:10分
※Goal:高配当株スイング投資法の狙いを理解し実践できるようになる。

【基本】大型高配当株を利回りが高い時に買い、利回りが下がったら売る。
【応用】下落局面でヘッジ売り。自信があれば信用買いで分母を増やす。
【狙い】売買益、配当益の両方を狙う。

以上……簡潔に書くとこんな感じ。以下は蛇足ですが…

株式の配当は、基準日に保有するだけで良い

これは、株の投資商品としての最大の特徴。
高配当株スイング投資法は、権利日から権利日の間に売買を繰り返すことで、資金を有効活用できる。

レンジ相場・大型株で強みを発揮

株を手放した後で、株価がさらに上昇して、悔しい思いをする経験は誰にでもある。
スイング投資の全般に言えることだけど、明らかに上昇トレンドの場合は、保有継続の方が良い。
大型株なら、循環的に上げ下げがあると想定できるので、大型株を対象にした方が良い。

配当利回りと株価の関係

1株配当50円の銘柄があるとします。
配当利回りが5%だとすると、株価は 50÷5%=1,000円
4%なら1,250円、3%なら1,666円……
その関係を表すと、下図のようになる。

保有継続か売却かの意思決定

仮に配当利回り5%=1,000円で買いでエントリーして、株価上昇により株価が1250円になったとしたら、
保有継続か、利確するべきか?
ここでは、「大型株」を前提とするが、大型株は、10倍株とか極端な株価上昇は期待しにくい。どちらかというとシクリカル。循環的に上げ下げする。
そう考えると、売却するべきと考えられる。
25%の売却益は5%×5、すなわち5年分の配当金に相当する。
5年もあれば、仮に今後株価が上昇しても、その後の下落で買い戻す機会もあろう。
そうなればずっと保有し続けるよりも、売却益も配当益も取れてお得といえる。

高配当株は基本的に握力高めに

上記は、5%でエントリーした場合だが、仮に8%でエントリーした場合はどうかを試算したのが下図。

8%=625円でエントリーして、1%低下の7%=714円になった場合。
考えるまでもなく直感的に保有継続だけど、2年分の配当では少ない。

低配当株は基本的に短期売買

大型株で低配当銘柄は基本的に保有するべきではない。
下図は、利回りが1%下がるごとの損益率、配当年数の推移ですが
利回りの低下=株価上昇=売り時と考えることができる。

実践的には

大型株に対して、4%以上でエントリー検討、5%以上は保有継続。
4%未満で売却検討、3%未満は売却
でしょうか。

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