#21 科学的な適職を参考にしながら転職活動をやってみる(プレモータム編)
プレモータムは、
バイアス解除テクニックの一つ。
プレモータムを直訳すると、
『事前の検死』という意味になります。
ある実験では、
プレモータムを使った被験者は
未来の予測精度が
平均で30%あがったみたいです🙆🏻♀️
では、実際に
取り組んでみたいと思います。
敗北の想定
いまから3年後の未来を想像して、あなたの選択が「完全な失敗」に終わった場面をイメージします。
そして、「完全な失敗」の中身は
主観で決めるとのこと。
もし、自分の選択が間違っていたらどうなるのか?と考えながら、自分にとっての『最悪な未来』について、5〜10分かけて書き出すというワークをします。
私の場合の最悪はこちら。
✅残業が少ない場所を選んだのに、前の職場(今の職場)と大して業務量が変わらない。
✅むしろ、業務量が増えた。
✅業務内容の自由さで、訪問リハビリを選んだのに、制限が多くて、病院で働いた時とたいして変わらなかった。
✅社内のルールに意見を言っても、聞いてもらえず、むしろ否定される
✅考えることをやめさせて、ただ働かせるような職場だった。
✅作業を実行するスケジュールが組みにくい。
✅職場の人と合わなかった。
✅訪問リハビリにやりがいを見出せなかった。
✅学術的貢献(学会発表)が一度もできない、もしくはどういう風に発表まで持っていけばいいのかが分からなくて、発表できない。
原因の探索
先にイメージした『完全に失敗』がどのような原因で起きたのかを紙に書き出していきます。自分が普段からどんな失敗をしやすいかを考えて、現実にありそうなその理由をできるだけ思いつくようにしてください。
✅職場の綺麗さ、規模の大きさ、いろんな事業所に取り組んでて、この職場に入ったら、すごい言語聴覚士だと思われそうという、会社のオプションで職場を選んだから。
✅平均的な回る数と、その職場の回る数を比較しなかったから。
✅訪問リハビリなら、対応地域の範囲が広くて、移動だけですごく時間を取られる職場だったからら。
✅一日あたりの患者さんの数を把握していなかったから。
✅そもそも、時間外労働を当たり前とする文化があったから。
✅考えるよりもとりあえず、働け!という職場の雰囲気だっから。
✅実際の業務以外(リハビリ以外の業務)で、使う時間が多いことを知らなかったから。
✅愛想が良さそうな人は、いい人だと判断して、その人の内側まで観察しなかったから。
✅一度、選択肢が決まると、なかなかそこから抜け出せず、ほかにネガティブな要素があっても、見て見ぬふりをしてしまうから。
✅型にはまろうとして、他の人がやっていないことをやろうとしないから。
✅変な人、頭が悪い人だと思われたくないからという理由で、自分を偽ってしまう。
✅そもそも、言語聴覚士という職業自体、私自身にあっていなかったから。一度こう!と思ったら、ひたすら突き進んでしまって、ほかにもっといい選択肢があってもそれを選ぼうとしないから。
✅訪問リハは、自動車運転をしなきゃいけないし、しかもゆっくり長く患者さんとリハビリするために回復期病院に行くって言っていたのに、結局訪問リハビリにいくから、現職でよくしてくれた方々の信頼を失う可能性がある。
過程の想起
つぎは、失敗の原因をもとに、失敗の過程を時系列で詳しくイメージしていきます。
転職エージェントの人に、見学じゃなくて、面接をしないと見学している段階で他の人に内定がいき、希望する事業所に就職できないかもしれないと言われて、焦って面接の日程を組んだ。
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面接の日程を組んだことに満足して、①他の事業所の情報収集をせず、履歴書や職務経歴書の作成に時間をとられ②面接の時に質問したい項目をきちんと考えれなかった。
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①そのため、面接を受け終わったあとに他にいい事業所をみつけてしまって、かつ、ある事業所からもっといろんな事業所を見て、その事業所の色を見たほうがいいというアドバイスをもらって、面接をするのではなく、見学をすればよかったと後悔する
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しかし、もう面接をうけており、内的をもらって1週間以内に返事をしなければならず、今から他の事業所の見学・面接をしたところで、今まで受けた事業所と同時に比較ができない。
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入社して、ほかの訪問リハビリで
働けばよかったと後悔する。
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②また面接のときに、『一日あたりの患者さんの数』、『残業するのが当たり前の文化なのか』、『回る範囲』を聞かなかった。
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実際に入職してみると、平均的な訪問リハでの回る数より、明らかにおおく、回る範囲も広いため、きつきつのスケジュールで回る必要があり、残業もあたり前の文化であり、前職と大して変わらない業務量なのにもかがわらず、給料が下がるため、全体的な仕事への満足度がガタ落ちした。
対策の考案
最後に、失敗の解決策を
考えていきます。
✅業務量(一日中あたりの患者さんの数、回る範囲)と、帰宅時間を、面接の時にきちんと聞く
✅見学と面接までの予定をきちんと組み、また質問する内容、特に自分が優先して聞きたい項目を聴取する。
✅希望する地域の中にどれだけ、訪問リハビリがあるのか羅列する
✅その中で特に気になる事業所をリストアップして、見学・面接までの予定を組む
十分なリサーチをせずに、面接に挑んで
面接の時に聞いておきたい項目を聴取せずにいたため
実際に働いてからのギャップに
苦しむことになるんだろうなーて思いました。
業務量(一日中あたりの患者さんの数、回る範囲)と、帰宅時間は今からでも間に合うと思うので、転職エージェントの人に事業所に聞いてもらうように連絡取ってみます。
まとめ
・ 最悪な状況を考えたら、いかに不十分なリサーチで転職先を決めようとしていたことがわかる。
わたしはもう3社うけており、業務量(一日中あたりの患者さんの数、回る範囲)と、帰宅時間を聞けていなかった、そして、自分の中で長時間労働と、自由じゃないことへのストレスが大きいので、
間に合うか分からないですが、
聞いてみようと思います!
そう!
ワタシはより幸福度をあげる
職場を選びたいのだから!
創作活動に必要な機材や材料費に使わせて頂きます☺️