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ブランチとコヒーレント (13)
2022年5月のブランチ
5月、去年よりもゆるく外出できるゴールデンウィーク。ねこさんと出会って丁度1年が経った。
振り返ってみると、以前はひと月に1回姿を見れれば上出来だったのに、今は週に1回は多少の会話を交わすほどになり、より身近な存在に変化している。
人生初めて対面したメイドさんは @tagawasan さん、去年の5/4らしく丸一年。この日は推しの @sakuragineco さんと出会った日でもあり。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 3, 2022
感情捨てて生きてたそれまでから人間を取り戻すきっかけの日でした。まだリハビリ中ですが、ちっとは人間に戻った…のかな。
今後ともよろしくお願いします。 pic.twitter.com/ynNyf6Zqw1
互いにそれぞれの趣味趣向はなんとなくわかってきているものの、相通じるものは無い。それゆえねこさんが興味を持つものは自分にとっては新鮮で、話を聞いていると色々発見がある。
Music Bar Cordaでは、音楽の話が楽しい。
自分が知らない世界が次々と出てくる。
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ヤなことそっとミュート。グランジの香りを残しつつもアイドル風味。楽曲は歪んだギターと切ないメロディが絶品。バンドセットで聴きたい。
なんか今日お店でちょっとした話が頭から離れなくて、さまよってたら出会った。あかん好みだ… 楽曲もMVも写真もすげぇ。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 3, 2022
え!6月26日で解散ですか…
なんてタイミングで出会ってしまったのか。https://t.co/9dkrBmcGyh#ヤなことそっとミュート#ヤナミュー
スマッシングパンプキンズ。解説不要。
#MusicBarCorda のデザートはスイートポテト(かぼちゃVer.)…スイートパンプキン?いずれにせよ美味しくて果南さん凄い…素敵過ぎる。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 7, 2022
そしてパンプキンと言えば…スマッシングパンプキンズ!!
最近昔の記憶が掘り起こされてきていて、若返ってる?のか?皆さんに感謝。https://t.co/LvvHgPrVQV pic.twitter.com/E9uB7HLLIo
花ト散るらん。和風テイストとタイトなリズムがとにかくカッコいい。ライブ観たら終わりは心地よいクタクタが得られそう。
おおぅ… 櫻木ねこさんに教えてもらったバンド「花ト散るらん」… 退廃的に見えて艶やかとかなにこれすごい。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 8, 2022
理由はわからんのですが自分はベースに釘付けにされてしまいました。かっちょええ…しか出てこねぇ…https://t.co/TmJnq4rcHV
ホルストの惑星。自分は冨田勲が入り口。気になる所がありすぎて、フルオーケストラ譜を買ってしまったくらい好き。
やっすんさんから「惑星」って出てきてハッと思い出した… そうだ、自分の音楽の原点。幼稚園の頃、弟と二人並んでカセットテープで何度も聴いた 冨田勲の「惑星」。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 8, 2022
そして今日、とうとうApple Musicの軍門に降った…https://t.co/51PPFwXEm8
MO'SOME TONEBENDER。今の若者はこんなカッコいい事をさらっとやってのけてしまうのですよね。自分は絶対真似できない、悔しいけどカッコいい。
ここ数ヶ月音楽の話をする機会が多くなってとても楽しいのだけど、95年くらいから音楽に疎遠になり、97年には完全に止まっていた様子。四半世紀の穴を埋めたい。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 15, 2022
ねこさんに教えてもらったモーサム トーンベンダー、自分はこれがキた。
ファイティングポーズで。https://t.co/zVEZYTyc2k
発見した。我儘ラキア。
ラフでハードな演出も、くさった諦めは微塵もない、いつも前のめり。
自分を叱咤するときにはいつもこれを。
うへー、かっちょええ。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) June 12, 2022
またバンドやってみたくなるね。
演者さんになることは絶対ないけど、練習しよっと…
我儘ラキア/Melodyhttps://t.co/HWvYrnHanc
そういや若い頃、音楽に触れるのはTVかラジオか、はたまたCD屋さんの店頭デモか…そうでなければ人からのお勧め。
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昔、自由が丘の宅配ピザ屋でバイトしていた時。配達先のボロアパートの玄関先にウッドベースが立ててあった。ベースですかと声をかけると、そのひょろっとしてちょっと無精髭が生えた背が高く腕の長い男性、バンドをやっていると。そうだ、と呟いて部屋に戻り手に持ってきたのはカセットテープ一つ。
「オリジナル曲ですか?」
「いや、Sting。あげる。」
ありがとうございます、と受け取る。
ふと顔を上げると、半端に開いた引き戸の向こう側には横になって寝ている裸の男性の背中から折り曲げた太ももやすねが見えた。奥の窓から差す陽の光を浴びて、無骨な線ながらも逆光の線が白く輝いていた。
見てはあかんと気づかないふりをしながら目線を落としたら、自分が立つ玄関には、踵がちょっと厚めで鈍く光る黒い革靴と、くたびれたコンバースのハイカットが隅に並んでいた。
なんでピザ屋の配達員にこれを渡そうと思ったのか今でも謎。見た目ハードロック崩れ中学生風味の自分とは縁のない曲だったけど、学校のレポートを書いている時なんかに流していて、当時のお気に入りになった。この時からAOR、アダルト コンテンポラリーにも耳を傾けるようになった。
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今は検索して結果から直接楽曲を聞いたり、サブスク配信で流し聴きという出会い方がある。これはもの凄い違い。音楽を聴く側からすると幅は圧倒的に広がる。
恐らく音楽で商売する人達にとってもこれは大きな違いで、駆け出しアーティストやマイナーなジャンルを住処とする人達には初期投資を押さえながらスタートできる。一方で、沢山の中に埋もれてしまい、プロモーションの難易度は依然として高いだろう。本質的には楽曲の完成度やユニークさが求められ、しかもそれが何か大きなモノへ繋がっていく必要がある。
我らが燎は今のところ曲毎にキャラクターが異なり定まっていない。演者のねこさん果南さんはブリブリ可愛い永遠の17歳です、みたいな感じでも無いし、アーティスティックな一面も必要になるだろう。ねこさんを独り占めしてみたいなんて気持ちあるでしょと問われたら否定はできないけど、ステージで輝いているねこさんはもっと見てみたい。
自分が何か他者に影響を与えられるとは到底思えないのだけど、良いものの良いと表現できるようになりたいね。
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燎のライブは順調に数を重ねる。しかし仕事で行けず。
仕事を詰めるために会社が熱海にホテルを確保してくれて、そこで集中という名の拘束。
仕事詰めるための旅館、立花だった!
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン 🍥 (@TakanoriSudo) May 11, 2022
しかも個室一つあり!
ちょっとテンション上がってきた。 https://t.co/LNFyAD9sWH pic.twitter.com/ho8EDpqlWS
仕事を詰めに詰めて解放された翌週、憂さを晴らすかの様にライブに参戦。
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5月23日、amuLseライブ、メンバーのめいさんミヤさんの生誕。燎とほぼ同時期にデビューした、ちょっとだけ先輩アイドルグループ。燎のデビューライブにも参加していて、何かと縁がある。平成初期あたりの香りのする、ロック風味のポップチューン。懐かしい感じと相まって自分に馴染む曲が多い。
https://twitter.com/amuLse_official
当日夕方までは仕事で行けない状況だったけど、とりあえず一旦仕事は切り上げられて、走ればギリギリ間に合うかも。前売り券は売り切れの告知があり、当日券は出るかわからない。けどギャンブルで秋葉原まで猛ダッシュ。
途中で当日券ありとの告知。よかった。燎は2回の出番があるも、1回目の出番が終わった後に現場に到着。ここで初めて声を出して観客が応援する姿を見る。なるほど、声出し禁止時の手拍子はこの声出しの代わりだったのか。
入れた!けど一本目間に合わず…燎のステージ直後に到着。残念。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 18, 2022
二本目…おー、これがコールってやつか!!初体験!!
…何言ってるのか全くわからなかった!!
コールできるようになったら楽しいかも。
最後までいたかったけど撤収。
お疲れ様でした。 pic.twitter.com/HPtEb3kf4j
燎もこれから声出し可能なライブが増えるはず。そうなった時、誰もリードする人がいないとなると、これは厳しそうだ。といって自分がなっている姿は想像が全くつかない。どうしたら良いのだろう。
物販でねこさんとお話ししたかったのだけど、仕事で後ろ髪が引きちぎれそうなまま撤収。仕事を片付けて今日のライブを振り返る。
あー今日の #燎kagari のライブはまた良かった。まだ浸ってる。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 18, 2022
ヴォーカルが前に出てて、けどオケとの単なるバランスとも違い…その理由はわからないけど。
ねこさんの可憐さ、果南さんの力強い中の切なさは他では観られないユニークさだとすごく思う。
結論:燎って最強なんじゃないかと(当社比)。
同時に音楽を聴くだけでなく演奏にも興味が再び沸き始め、25年ぶりにギターを触り始める。左手の指の先が久しぶりに痛い。
四半世紀の時を超えてZO-3が戻って来た…このゾウさん、結婚前の嫁さんから借りパクしてから転勤が続き、その間実家でそっと息を潜めていた26年物のビンテージゾウさん。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 16, 2022
嫁さんが見ての第一声「それ私の」
すみません、やっと戻って来ましたよ…
ところでZO-3専用弦ってあんのねw
知らなかった。 pic.twitter.com/fCfeo1Hox2
自分にはリズム感とか音感とか、音楽が好きなのにそういうものが全く存在しない。昔嫁さんとパラッパラッパーとかリズム天国とかやったけど、いつもリズム感の悪さをちくりちくりとつつかれてた。知ってるよそんなの、いちいち口に出さなくてもいいじゃん。
⁂
5月24日、新宿ReNY再び。
デビュー時よりも振りがなめらかになったか、綺麗なポージングになってきたのか、ステージに合わせてフォーメーションの調整ができるのか。理由は良くわからないけど、うわ、ステージ広い、という感じが無かった。
昨日は #燎kagari のライブ。初ステージと同じ新宿ReNY。たった2ヶ月なのに、ずぶ素人の自分でも判る…ステージの広さを感じさせないパフォーマンス。
— Takanori Sudo a.k.a. マスクメロン (@TakanoriSudo) May 24, 2022
ああ、こうやってどんどん遠い存在になっていくんだな…なんてね。 pic.twitter.com/LCx7hB54KO
燎の二人は着実に稼働領域を広げてきている。なんとかしてファンを増やせないか。自分に何ができるわけではないけど、メジャーになっていくアイドルはどんな路線を辿っていくのか、過去の事例を辿ってみようか。
それにしても新宿ReNYは大きい。これくらいの箱をファンで埋めて、ここまで来たんだねって二人と話せたら感慨深いだろうな。
⁂
ねこさんから色々情報は得るのだけど、会話は相変わらず成立しない。他のお客さんとねこさんは良く話しているし笑顔。順にお客さんを巡ってと談笑しているようでいて、自分のところにはこない。配膳の時にちょろっと話すにしても、会話は1往復で終わる。目は笑っていない。
なんだろうなぁ、自分、意識しすぎているのだろうか。
音楽にしても何にしても、自分は世のことわりがまだ見えていないね。
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