蔵の街、川越八幡宮と花手水
2021年2月26日、蔵の街、川越にある川越八幡宮に参拝しました。川越八幡宮は、1030年に甲斐守源頼信によって創祀されたと伝えられ、約千年の歴史を有しています。御祭神は、第十五代天皇の応神天皇(誉田別尊)です。
当日は八幡通り側の『八幡宮』と書かれた鳥居から入りましたが、川越街道側(本殿正面側)には、『八幡神社』と書かれた鳥居も存在します。
何故、『八幡宮』と『八幡神社』という二通りの表記があるのかは不明ですが、神社公式HPでは、川越八幡宮となっているため、ここでは、川越八幡宮としておきます。
【花手水】
川越八幡宮の手水舎には、花が浮かべられています。花手水は行田八幡神社と同様、昨年(2020年)から始められたとのこと。こちらも、とても綺麗で、こころ和みます。
【厄除桃】
古来より、桃は魔除けの果実として崇められており、桃は、意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)という名の神様になったと言われています。行田八幡神社にも、なで桃が祀られていましたが、八幡神社には、桃神様が似合うようです。
【厄割桃】
厄割桃とは、桃玉を厄割石めがけて投げつけて割り、厄を落とすものです。古事記にあるイザナギノミコトの投げ桃にちなんで名づけられたようです。
【縁結びの木】
平成・明仁天皇がお生まれになった年、男イチョウと女イチョウ2本が植樹されました。その後、2本の木は寄り添い、一本に結ばれました。御神木に触れ、手を合わせると良縁に巡り逢うと言われているそうです。
【目の神社】
大国主命と少彦名命は、「心身の目」に悩む人々を救ったと言い伝えられています。そのため、眼病平癒の神様として、祀られています。目の良くなる神様です。
【民部稲荷神社】
足腰が良くなる神社です。民部とは、年をとったキツネが化けた侍のこと。相撲をとったキツネの伝説が残っており、現在は、丸広百貨店の守護神として、屋上に鎮座しているそうです。
川越八幡宮は、蔵の街に、ふさわしい、とても素敵な神社でした。
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