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学年トップと底辺を経験した私が受験に受かった話

私は幸いなことに勉強が嫌いではない。むしろ自分の知らない世界について知れるので好きな方だ。

中学は地元の公立校に通っていた。そこでは学年トップ層にいた。テストの順位は公表されないものの得点の分布表は配られていたため、そこで人数が一人のところに入ったり、満点をとったりなどで実質一位を何度かとったことがある。

高校はいわゆる進学校とよばれるところに入った。神奈川県は以前「学区」という制度があり、その制度でいう旧学区トップ校に入学した。
そこでの成績はまあひどいものだった。追試にこそひっかからなかったものの赤点+1点とかは日常茶飯事だし、英単語の小テストでは0点の時もちらほら。テスト順位もそれはそれはひどいものだった。
そんなんでも第一志望の国立大学に受かるくらいにまでなれたのだから、助けてくれた友人には感謝してもしきれない。


学年トップと底辺の両方を経験して思ったのは、周囲の環境が大事だということだ。

トップにいた時は、友達に分からないことは聞けなかった。聞いても「つむぎにわかんないことは私にもわかんないよ~」と返されるのがオチだから。勉強に関しては、専ら教える専門だった。

ただその中にも唯一私のライバルだと思っている子がいた。

その子とは幼稚園が一緒で、その時から小学校卒業まで同じ英会話教室に通っていた仲である。その子は私と同じ高校を目指していた。私はその子と高校でも一緒に過ごしたいと思って、模試で合格ラインに到達するよりもその子に負けないように頑張っていた。結果、二人とも合格し晴れて同じ高校に進むことができた。その子の存在があったからこそ勉強へのモチベーションを保てていた。


一方底辺にいた時は、周りがみんな勉強できるので分からないことがあったら友達に聞けばすぐに教えてくれた。先生に聞くよりも気軽に質問できてやりやすい環境だった。

また、「勉強するのが当たり前」という環境だったためモチベーションも保ちやすかった。公立校にしては自習室が綺麗で自由に使える参考書や赤本もそろっており、恵まれた環境だったと思う。


私の場合、塾に一切通っていなかったためモチベーションを保てる周囲の環境を作る必要があった。中学でも高校でもモチベーションを保つ術を見つけられたから受験に合格できたのだろう。

オンラインが主流になっている今、どうやってモチベーションを保つかが私の課題である。

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