認知症当事者の方々から学ぶ
最近は認知症の方自らが、発信してくれる機会が大変多くなりました。
書籍もたくさん出ていますし、講演なども多数行ってくれています。
専門的な知識をつけるだけでなく、当事者側から認知症について学ぶ大切さを痛感しています。
どの方も、今はポジティブな考えをされているかもしれませんが、そこに至るまで壮絶な葛藤や絶望を経験されています。その過程は認知症に限らず「生きていく」という事についても沢山私達に教えてくれます。認知症に興味がある方だけでなく、対人援助職に関わる全ての方に知っていただきたい方達です。
ここでは、私自身理事を務めるNPO法人播磨オレンジパートナーで活動するうちに学んだ当事者の方々をご紹介したいと思います。ちなみに当法人には「認知症ライブラリー」があり、認知症に関する書籍がたくさん揃っております。お近くの方は、是非一度お立ち寄りください。（開館日要チェック）
①丹野智文さん
認知症当事者としてたくさんの活動をされていて、播磨オレンジパートナーが開催したイベントにも来てくださりました。認知症本人大使「希望大使」の5人のうちのお一人です。
②大城勝史さん
沖縄在住の大城勝史さんは、40歳で認知症と診断されました。
③ 藤田和子さん
45歳で若年生アルツハイマーと診断された藤田さんは、看護師として働いていらっしゃいましたし、ご自身が介護の経験もあります。認知症の当事者の方達の会でもある「日本認知症本人ワーキンググループ」の代表理事もされています。丹野さんと同じく「希望大使」のお一人でもあります。
日本認知症ワーキンググループについてはこちら ↓
④ 佐藤雅彦さん
50歳で認知症と診断され、様々な工夫をしながら住み慣れた環境で暮らしてらっしゃいます。「日本認知症本人ワーキンググループ」の共同設立者でもあるそうです。「認知症になっても不便ではあるけれど、不幸ではありません」という、佐藤さんの言葉を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか？
佐藤さんのホームページ ↓
認知症当事者の方の為のオンラインコミュニティー
厚生労働省：令和３年度認知症普及啓発事業メッセージ動画 全編通し映像 認知症当事者の方達のメッセージ
認知症の総合ポータルサイト
当事者の方についての情報も多い。とりあえず、迷ったらここへ来てみましょう。
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