FM FUKUOKA「愛でるミュージック」　　 ミュージックソムリエ大畑亨 セレクトCD

FM福岡「愛でるミュージック」（毎週月20:20-20:50）に、ミュージックソムリエで、フタバ図書の大畑亨さんが登場！

大畑さんおすすめアーティストと楽曲

番組では、イチ推しのアーティストを紹介しながら、そのアーティストのナンバーを1曲お届けしています。イチ推しする曲を選ぶのは、地域の情報発信の最先端として、複合書店の新しい形を目指すフタバ書店で勤務し、ミュージックソムリエの資格も持つ、大畑亨さん。

10月、今月お勧めのアーティストは、Siip（シープ）さん。
ほとんど表にプロモーションされてない、去年の12月ぐらい、ポーンと1曲、曲が上がっただけで。

ファーストアルバム『Siip』を10月27日に発売

（謎めいたアーティスト、いわば音楽業界のバンクシー？）
アートワークもそれをちょっとね、匂わせますよね。
この羊をモチーフにしたSheepとSiipをかけてるんですよね。

まずは聞いてもらいましょう。去年の12月にこの曲でポンと出てきてびっくりしました。
「Cuz I」

すごいでしょう？とんでもないんですよ、もう。
このサウンドプロダクションにしろ。
チルってるのになぁ、なんだこの斬新さは。
歌詞もすごいしね。

こんな曲で出てこられた日にゃですね。

（この曲は、昨年のクリスマスイブに突如配信されて話題を呼んだ。本当に詳細が不明なんですけども、作詞作曲アレンジボーカル、演奏、プロデュースは全てご自身が手がけているということがわかっている。）

これ教えてくれた人が、音楽コンシェルジュのふくりゅうさん、福島龍太郎さんが教えてくれたんですけど、彼が推すものは、だいたいこの番組でも紹介させてもらってるぐらいのすごい信頼を置いてる人なんですけど。

突如現れた詳細不明の表現者、Siipとは何者か　混沌とした2020年を浄化する、ポップミュージックの新たな分岐点

もう、どうぞって聴かされたときにはちょっと衝撃が走って、大変でした。
すごいですよね。すごいとこでまた盛り上がってるところは盛り上がってるんですよね
（海外のプロデューサーさんが手がけているということで海外でもかなり注目を浴びている）

とんでもないアーティストが登場しましたよ。
いつか目の前で（ライブを）見れる日が来るのだろうかと心配もありますよ、バンクシーと一緒のようなね。

ちょっとこうデカダンスな匂いがね、するじゃないですか。
歌詞もそうだけど。

さぁ さぁ 好きな様に生きて
逝ってしまいなさい

って言ってるのもね、なくなってしまえ、みたいな。
ちょっとニヒルな部分もあるし、
すごい音楽性が高いだけに、歌詞もこんなにちゃんとついていってるから、いやぁ、すごいなぁ。

逆に情報がない分、僕らが試されるというか。

番組プレゼントキャンペーン

番組ではCD2枚プレゼントキャンペーンを実施しています。
番組宛メッセージを送られた方の中から、抽選でお一人の方に、今月『愛でるミュージック』で取り上げているSiipのファーストアルバム『Siip』に加えてもう1枚、ミュージックソムリエ大畑亨さんチョイスのCD合わせて2枚をプレゼント！！（締め切りは、10/25）

radikoの会員になると、タイムフリー、エリアフリー機能が使え、全国の放送局の番組が生で、また1週間遡って聞く事ができます。

Siip『Siip』
2021年10月27日発売

＊【番組オープニング】
10月17日がカラオケ文化の日ということで、大畑さんのカラオケエピソードは？

もう15,16年前、僕、昔テレビの音楽オーディション番組の審査員やってたんです。その中で声がすごい、いい子がいたんですね。
惜しいから、どうにか繋がりたいなと思って、誰かに紹介すればいいかなみたいな感じでね。音楽的に広がるかなと思って。

CD作りたいなって話になったときに、ジャケット撮影とか僕がちょっと請け負うことがあって、カメラを持って行っていろんなとこ行ったんですよ、佐賀の方とか。

その帰りに、どんな歌が歌えるんだろうと思ってカラオケボックスに一緒に来てもらって、僕ずっと曲を入れてましたね。
それでずっと歌ってもらって、色々歌えるなぁ、こういう声で歌うとこんな魅力があるのかと思って。
トータルプロデュースみたいな形で、1曲歌詞も書かせていただいて、
CDができて、手売りで1000枚とか2000枚売ってましたけどね。
うちの店でも売ってましたけど。

僕も人生ではその子しかプロデュースはしていませんが、今度その曲をこの番組でかけてもらおう♫