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Dinner

こんばんは!
ジョイのるーちゃんです。

そして、
あけましておめでとうございます。

今年も、緩く感じた「感情」を伝えるための場として、
noteを更新して行こうかな。


今日は、

蜷川実花監督の「Dinner」を見た感想を、呟きたいなと。
#夜中に書く記事ってなんかいいよね


1.人間の欲と孤独


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映画名:Dinner(ダイナー)
監督:蜷川実花
キャスト:藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多


こちらの映画は、今、アマゾンプライムで見ることができます。


この映画は、
人間なら、必ずしも通る感情を体現した、素晴らしい映画でした。


人間には、食欲、睡眠欲、性欲、あらゆる欲がある。
それらの欲って、実は表に出してしまうと、
人からは、「醜い」印象になる。

でも、
そもそも、その欲を表現する、一人の人としての
「存在」が、
誰かに届いていないと、

結局その欲は満たされることがない。

つまるところ、
「私」という存在が、世界のどこかで確立されないと
それらの欲でさえ、誰かに感じられることなく

「私」という存在にさえ、気づいてもらえない。


人間の欲が生まれる感情の根本には、
存在が承認されないと、感情さえ出てこない。

孤独と欲求は、常に表裏一体の存在なんだと、

この映画を見て痛感したな。

2.覚悟を決めること

欲求が生まれたとき、

この人生を通して、自分が何をしたいのか

というテーマに触れることができる。

果てしなく長い道のりのように感じて、
それは、
まるで万里の長城のように感じる時さえあるけれど、

進んでいくと、
時には、不思議の国のアリスの女王が持っている、
庭のような迷路が出てきたり、
ただただ、一本道で、淡々とどこまでも続く道の時だってある。

それらの道は、
一人一人違った道だからこそ、
誰にもどんなルートを通るのかなんて、知ることはない。

もちろん、自分も。


だけど、その道のりに気づき、
歩き進め始めた時、

「自分」というレインボーな、

虹のような、カラフルな色をした個性が生まれる。

この個性を保持して道のりを進むのは、
自分の内なる声に、

耳を澄ましながら聞いたものしか、保持することはできない。

成長していく中で、

「私は誰だろう」
「どんな才能があるんだろう」
「何のために生まれたのだろう」

そんなことを感じる場面がたくさん出てくると、
自分という個性が死に、

必死に

「誰かのために役に立てるような」自分を生み出す。


それが、
結果自分の個性になれば、
それはそれでいい。


ただ、

「本当の自分」ではないのに。

なんて思う人がいるならば、

それは「本当の自分」ではない。


「本当の自分」を知るためには、
「本当の自分の声」を聞かなければならない。


そして、
覚悟を持って、

「〇〇がやりたい!」


と、自分の意志で決断を下さねばならない。


簡単そうに見える、この決断は
決して簡単じゃない。

特に、

自分のルートを歩き始めてさえ、いない人にとっては、

明日、いきなりエベレストに登ってっ、て言われているのと同じくらい
高い壁に感じるもの。


だけど、

この決断ができた時、
人は誰よりも成長できる。


自分というアイデンティティを確立し、

自分が何者であることが、
自分にとってハッピーなのかを知ることができると、

悩むことがなくなる。


悩みがある時点で、

私が思うに、

自分という個性を殺そうとしている瞬間でもあるんだと、


この映画を見て、とても勉強になった。



人に興味が私はない。

人は人だし、自分は自分。

基本的にこのスタイルだけれど、
自分はこのスタイルを確立できていなかったんだと、

痛感した。

痛いぐらいにね。


人に興味がないのは事実だけど、
人に寄り添うことは嫌いじゃない。

人に興味が全然ないけれど、
誰かと美味しいご飯を共有したい。


矛盾している自分が常にいるのが、自分の個性なのだと、

本当の意味で、見つめられた気がする。


つまるところ、

「自分はどうだろうか」

と考えるきっかけを作る映画に間違いない。

あーーーーーー!素晴らしかった!!
世界観も、最高すぎた。
インスピレーション刺激受けた。


おしまい。



いつもありがとうございます(*^-^*) 次なるコンテンツの本に使います♪